サクのハゲの経過は順調で、薬も減りました。
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体重が増えないことを先生は気にしてて、何せ療法食を好まないサクなので、どうしたものかとみんなで唸ってしまいました。
とりあえずロイカナを続けて様子を見ます。
さて、シイです。
カニカマを食べたとは言え、まともに食べなくなって概ね2週間が経過しました。
下血も毎日しています。
それでも自分でトイレに行き、たまにはお水も飲んで何とか踏ん張っています。
ただやっぱり食べられないので弱ってきていて、トイレのあとに自分が出したものを踏んでしまうようになりました…ふらつくのかな?
点滴とステロイド注射を始めてからは10日が経ったでしょうか。
今日の体重は2.8kgまで減ってました。
保護時の体重は3.18kgだったので、来たときよりも痩せてしまいました。
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これは昨日の写真。
見た目はまるで子猫になっちゃった。
先生によると今は痛みはなく、ダルい、大変、そんな感じなんだそうです。
おとさんは、食べられないので点滴から栄養的なものを入れられないか聞きました。
先生から提案されたことはありますが、それでも劇的に寿命が延びることはなく、せいぜい数日レベル。
苦痛をなるべく軽くしてあげるケアは今の補液とステロイド注射で、他のことを加えてもさほど変わりはないだろうと。
ワタシは「どうする?」と言うおとさんに、今提示された方法は延命措置であることを確認して、それなら注射を1つ増やしても数日程度しか延命できないなら、その数日のために痛い思いはさせたくない、少しでもラクにその時を迎えさせてやりたいと答えました。
だってシイは痛いの嫌いだし、病院とかそういうことも苦手だから。
おとさんもそれを受け入れてくれました。
数日だけでも、少しでも長く一緒にいたいと思うなら延命措置を受け入れますが。
本当に苦渋の決断です。
恥も外聞もなく、先生や看護士さんの前で涙流しながらの決断。
その瞬間から、シイの最期の時まで今の補液とステロイド注射だけを続けることとなりました。
先生の見立てでは、もってあと2週間です。
上司にもシイの状況を説明したところ、幸にも「悔いのないようにしてあげて」と言ってもらえたので、早退などしてできるだけ一緒に過ごせる時間を作ろうと思います。
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シイはワタシの決断を何と思うだろうか?
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