その結果「シルキー」君を飼う事になったのですが、実は購入する数時間前に母が友達と来ていて「あら~可愛い♪こんなの見たら家の娘が欲しがるわー!」と会話していたそうです(笑)
流れとしては私が目をつけ、母が見て、私が父をそそのかし購入。
母が売れてしまったのかと気付く。という感じでね。
家に帰って来た母の言葉は「アラー!元気ねぇ~!・・・こりゃー逃げたら絶対捕まらないわ・・・所でこの猫、ショーケースにいたでしょ?」
(*^-^*)と笑ってました。
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シルキーは今まで飼った猫の中では飛び抜けて忘れられない存在になりました。水が飲みたい時に鳴いて注意を惹きつけておいて目を合わせてから洗面台まで行くんです。付いて行かないとまた来て鳴いてまた行く(ふりをする)。オーバーアクションとでも言うのか伝えるのが上手い子です。
ある時期に突然角から飛び出してきたと思ったら二本足で立った万歳ポーズで行く手を阻まれました。何事か理解した時には逃げ去っていく後ろ姿が目に映ります。驚いたけど可笑しくて、そのまま歩いて行ったら今度は前に猫の影が伸びています。
シルキーってば待ち構えてるのかな?(^_^)ゞ分かった上でバンザイした所を「わっ!」と脅く振りをして来た道を戻ると追いかけてくる。今度は私が目線を低くして待っていて「ニャ!」と脅かし楽しそうに戻って行く。今度は上から緊張した面持ちのシルキーに「何してんの~?」って声を掛けたら「あっ!」っと固まったから抱っこして終了♪
今みたいにビデオ付き携帯があれば絶対撮影したんだけどね。
その後でパトラちゃんが家に来ました。
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パトラは「猫ちゃんのお父さん猫」の昔からの連れ合いで(お母さん猫ではない)お父さんであるクレオが亡くなったため、もし良ければと貰った猫さんでした。
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頭数が増え匂いが強いので夏は親子そろって大きめのゲージに入れて外に出していました。でもまさかという出来事が・・・。
子猫の内2匹が死んでしまいました。父が伝染病だったら大変だと掛かりつけの病院に連れて行ってくれた結果、「いたずらされてしまった可能性があります」(手は軽く両手でひねる仕草)近所に心無い人がいる。標的にされた可能性も考え、子猫は親戚に一匹、もう一匹は父の会社仲間に引き取られました。
当時の私には子猫が死んだ理由は知らされておらず、全部は飼いきれないとは理解していたので悲しくはありませんでした。
その後、田舎に遊びに行った時に親が説明したのでしょう。シルキーとパトラは親戚の子になりました。家で飼えなかったのかな?と学生の時は思いましたが共働きで兄と私の教育費なども掛かり苦肉の策だったのだろうと今では腑に落ちています。
猫絶ちをして約8年、会社勤めをしていた私に思いも寄らぬ虫の知らせがありました。・・・?「猫の匂いがする」何か懐かしい感覚に囚われ不思議な気配です。
天に昇る前に来てくれたようでして・・・。(*^-^*)
引き取り手の親戚の人に同時期に「元気でいるか」と聞いたけど亡くしたばかりで「元気でいるよ」って本当の事を言えなかったと後で聞きました。とても善い人達に譲渡したので特に親戚に上げた子猫はその後17年以上生きました。
そして2年後、瑠璃が来ました。責任感も経済的にもゆとりが出来て精神的には職場移動で不安定だった私の薬です。結果的には嫁ぐ事が決まり「お母さんが一番好き」みたいだからと実家にいますが、元気にしている事を願いつつシルキーの時と同じように心にアンテナを張って、ささいな気配も見逃さないようにしたいです。第六感が強いというか気配だけといいますか・・・ちょっぴり霊感体質なおっき~です。最近は少しおさまったよ。(^_^;)ゞ
「話せないだけで全部分かっている」とは瑠璃の事を話す母の名言です。
言葉が通じない海外の人と同じだと思うのよね。体の造りが違うから持つ所をくわえるになったりはするけど。
長い日記になっちゃいました。m(_ _)m
読んでくれてありがとう!
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