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いまでもシイの写真を見るだけで涙が出てきます。
いなくなっちゃったんですよねぇ。
ドラニコサクポンキリちゃんたちはすでに5匹の生活ができあがってるので、シイのことをしなくなったワタシたちとの関わりが変わるわけでもなく。
そんなところから何となく保護猫のサイトを見たり(もちろんネコジの里親募集も)、譲渡会情報を見たり、実際に譲渡会に足を運んだりしました。
カリタ夫婦はもうそんなに若くもなく、子猫を譲渡させることはないと思ってたし、自分たちでも先のことを考えるとある程度大きくなった子だとは思ってました。
でも実際に出向いた保護施設では何となーくですが、大人のエイズ白血病陽性の子を勧められてるように感じました。
たまたま目の前の子猫について質問しても、最後には「でも今は猫も20年くらい生きますからねぇ」なんて言われて、心の中で(そんなの言われんでもわかっとるわいっ!)と思ったり。
猫の飼育歴を聞かれたのでシイのことも隔離部屋のことも隠さず伝えたら、ウイルス検査陽性の、しかも仲良し2匹をやけに推してきたり。
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シイも保護したときにはすでにエイズ白血病陽性でした。
うちは隔離部屋もあるし、子猫かいいとか柄は何がいいとか希望もなくて、あくまでインスピレーション!みたいなことは言いましたけど、施設で数十匹+預かりにも出してるところで、なかなか声がかからず何年もケージ生活してる子を見たら、お宅が里親を選んでいられますか?と疑問に思ったり。
やみくもに里子に出せと言ってるわけではありませんし、最初から隔離部屋がある我が家なら陽性の子もハードルが下がるのはわかります。
でも「気になる子はいますか?」と聞かれたから答えたのに、なんだかんだと理由をつけろくに説明もせず、こちらが何も言ってないのに隔離が必要な子や2匹一緒が望ましい子たちを推されると、何か違わない?と思ってしまうのです。
実際にその時はシイを病気で亡くしてるので、例えばエイズ白血病の子は避けようとしてたところもあるのです。
ちなみに見学は当初の予定が変わりなぜか代表の方が対応してくれたのですが、それでこのような感じたったので「値踏みされたのかな?」と思いました。
おとさんは最後に見た子が3年里親が決まらず、メンバーが来た時以外はケージ生活と知り、「少し緩くしないと決まらないんじゃないか、3年ケージ生活ってどうなんだろう?」と言い、「おまえがピンとこないなら他で探せばいい」としてくれました。
ただ新しい子を迎えることに葛藤もあって。
シイが亡くなってまだ日が浅かったから。
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シイは許してくれるだろうか?
じゃあ迎えるなよって話なんですが、仕事から帰ってシイと過ごしていた時間をどうしたらいいのかわからなくなってるし、でもシイに悪い気がするし、でもでもシイの存在は全然違うものだし…。
いろんな思いがグルグルグルグルしてましてが、おとさんがわりと新しい子を迎えることに前向きな感じもしてたので、最終的にはネコジルシ仲間のねこザイルさんに相談してボスに巡り会うことができました。
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こちらはボスです。
ボスはエイズ陽性だったり、ハチワレだったり、シイに似てるところがありますが、シイを重ねたわけじゃなく本当にたまたま偶然です。
少しずつボスのことがつかめてきたので、その辺りはまた改めて書こうと思います。
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