リハビリ病院に入院したものの、高齢での大手術に体が持たず、起き上がる事ですら体に負担がかかる状況。
心臓も弱り、体を起こす事でも血圧が下がり、息が苦しくなってしまうので、リハビリはなかなか進められない。
さらにコロナに感染してしまった為、現在は寝たきり状況。
回復後に再びリハビリを続けるが、体力的にも生活の自律は難しく、まずは介助の上で車椅子に乗れる事が目標。
痴呆も進み、かろうじて家族の事は分かるけれど、自分自身で物事を考えて判断する事は難しい状況。
紙パンツに排便等をした時にはナースコールをする事になっているが、それを忘れてしまい自分で脱ごうとして、自分の手にも便をつけてしまう状況。
正直に言えば、在宅で介護するのなら相当の覚悟が必要です。
かといって今は医療ケア(痰の吸引)が必要なので、老健等の施設系は選べない。
選ぶとしたら介護付き医療系の病院への転院が必要。
まずはこの病院で、介護の手が少しでも少なくできるようにリハビリをします。と
手術をして命は助かった。けれど、その負担に体と心がついていけなかった。今は起きて食事(流動食)を取るのすら、かなりの体力を消費してしまい、食事後は血圧が変化するので注意が必要。
また、飲み込む事が少々困難な状況もあるので誤飲性肺炎予防のため、1日3回痰の吸引が必要。と
まさかここまでとは・・・
手術前は、自分で歩いたり、図書館に行って自分で借りて本を読んだり、晩酌が楽しみで、自分でおつまみを作って嬉しそうに飲んでいたのになぁ。
それからたった2ヶ月もたたないうちに、この状況に。
義母は、2年前の時に手術していれば・・・と。
けど、それはなんとも言えない。
2年前に手術したら、その時からこの状況だったかもしれないから。
一緒に話を聞いていた父ちゃんも、義姉も義母も言葉を失っていました。
義母は、この状態で家に帰ってきて、私が介護するのは無理。
全介護していたら多分、私の方が倒れて早死にすると思う。と
それは一番避けたい部分なので、専門の方に繋げる事になりそうです。
そして、認知機能低下により不動産業を続行不可能との診断で、父ちゃんが後見人となって、賃貸事業を引き継ぐ事になりました。
その流れで、賃貸事業の件で現時点で赤字経営である事。ローンが怖くて、息子たちにも負担を掛けないか不安である事。等、義姉にも現状を訴えてしまいました。(義姉も義父の件でショックを受けている状況だったのに、追い討ちをかけてしまって申し訳なかった。と後から反省)
そうしたら義姉から義兄に連絡をしてくださり、義兄と義姉とも話し合い、
義姉と義兄からは、まずは賃貸の家を売ってもオッケー。それでもローンがどうにもならなかったら、義兄が継ぐ予定の土地が売れた分をローン返済に充てればいい。
自分たちも協力するから。と言っていただくことが出来、(私)ちゃんに心配かける事態になって、ごめんね。ローンが減らせる様に一緒に考えるからね。と義兄、義姉2人からお詫びまでいただきました。
それでずいぶん、私も気持ちが軽くなりました。
多分私は、なんでうちばっかりローンを背負わなくちゃいけないの💢なんでみんな他人事なの?
という部分でも不満に思っていたんだと思います。
実際には、義兄が受け継ぐ土地をローンに当てるのは、手続き等の問題もあり難しいかもしれません。
けど一緒に気持ちを背負ってもらえ、現状を分かってもらえただけでも、楽になりました。
退院後は家に帰って大好きなビールをいっぱい飲みたい🍺
って楽しみにしていた義父。
寧々とも会いたかっただろうに。
家に帰って来れないとは思っていなかったからか、提出期限のある書類がいくつか書斎から見つかり、方々に連絡し、支払いがあるものは振込みを済ませ、通っていた習い事には、退会届を出して。
少し慌ただしくそれらを終わらせて、ふと思います。
こういう状況になって、きっと一番不本意なのは義父だろうなぁ
そして同時に思いました。
義父母の家には、まだ元気な義母がいます。
けどもしも義父が1人暮らしだったら、寧々は一人ぼっち。
もちろんその時は寧々の後見人である我が家に引き取るけれど、どの家でも子どもが猫を引き取れるとは限らない。
高齢で猫を飼う。ってこういうリスクもあるのだなぁと改めて考えさせられました。
寧々ちゃんも、お父さんに会いたいね。
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