
この写真は、ビスコが再入院した翌日(24日)に撮ったものです。
右の後ろ足から点滴を受けています。
前足の血管はもう使えないのは以前にも書きましたが、後ろ足からの点滴はまだしばらく可能のようです。でも、いつかは血管が細くなりすぎて、針が通らなくなるときがやってきます。
それがいつなのかは分かりません。。。
見たところ、回復といえるほど回復しているようには思えず、悪いけれども状態を保ち続けているように感じました。
ですが、体温も安定しているようで、ホットカーペットがなくても、おなかを中心として全体的に温かかったです。耳と鼻は冷たかったけど…
先日の日記のコメントにも書きましたが、ビスコは退院してわずか1日で再度入院し、27日まで点滴を続けることになりました。
うちにいても、ビスコは自分から水や食事を取ろうとしないし、ホットカーペットなしには体温も下がってしまうし、ひたすらじっとしているんですが、見ていて本当に気の毒というか…不憫というか…
自分がどうにもしてあげられないため、ただ見ているしかできなくて、歯がゆく感じます。
病院では24時間点滴を受けられるので、胃の状態にしても腎臓の負担にしても、楽になるらしく、入院している間は水を飲んだり、腎不全の専用フードを口にしているそうです。
とはいえ、自力で食べる量はそれほど多くないため、栄養がきちんと摂れているとは言えない状況です。
先生はかつてのように、首元か、または横腹から胃までカテーテルを通して、流動食を直接流し込む方法で栄養を摂らせることも考えたそうです。
その場合は鎮静剤か麻酔をどうしても使うことになるので、そうなると腎臓への負担がさらに増え、状態が悪化する可能性もあるため、やっぱり止めようということになりました。
いま、点滴といくつかの薬だけが、ビスコの生命力の源となっています。
一体どこまでそれが続くのか、ビスコにとって楽に過ごせるのか、誰にも分かりません。
けど、ビスコは苦しい中にも一生懸命、日々生きようと戦い続けています。
ビスコは、特殊な事情(口蓋裂)のために多くの先生やスタッフの方々にとてもお世話になっているのもあってか、先生としても出来る限り生かしてやりたい、最大限のことをしてやりたい、と考えて下さっています。
本当にありがたい話です。
たくさんの人たちの思いが、ビスコには注がれているため、わたしのやみくもな判断…例えば自宅での皮下輸液に挑戦するとか、または輸液もせずに自然のままに任せるとか…そういったことはできないと感じています。
できることなら、自分の部屋でずっと見守りながら、ビスコの好きなところで休ませ、好きなように過ごさせてやりたいのが本心です。
でも、それだとビスコの命を縮めるだけにしかなりません。
自宅か病院か、というのは難しい判断ですが、先生の力を借りて、可能なだけビスコに楽に過ごしてもらうのが最善なんだろうな、と思います。
ビスコにはまだ、はっきりと鳴く力も、目の力も残っています。
ビスコから、命の尊厳をひしひしと感じつつ、これからも見守っていきたいと思います。

新居(といっても何年ぶりに戻ったんですが)でのカンカンとうに。
もうすっかり部屋に慣れてしまいました。
以前とは違って、わたしが使わせてもらっている部屋以外の出入りはさせないようにしています。
1Fにはソウタのほかに、前にカンカンとずっと一緒に暮らしていたアメショのトロというニャンコがいます。
お互いもうすっかり知らない猫同士になってしまっているので、無用なケンカや縄張り争いを避けるため、会わせないようにしています。
引っ越し前のうちに比べると、行動範囲は半分以下の狭さになってしまったけど、でも意外とストレスなく過ごしているようなので、ひとまず安心しています。
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