
退院してから毎日病院で皮下輸液を受けています。
写真でも明確かと思いますが、ビスコの顔つき、元気になっています。
とはいえ、足のふらつきはまだ少しあるし、体重も増えているわけではありません。これで体調が回復したとは言い切れませんが、入院していた頃に比べると、はるかに調子が安定しているように思えます。
ビスコはいま、毎日200mlの輸液を首の後ろから受けています。
200mlという量は、猫の体重に合わせてではなく、猫には一度に200mlくらいが妥当だろう、ということで決めているそうです。場合によっては多少量を減らすこともあるそうです。
点滴とは違って、首の後ろから注入する時のスピードってすごく早いんですね。
200mlを15~20分で入れてしまうんだから驚きです。(もっと早く入れちゃうこともあるんでしょうか)
皮下に入った輸液は、その後ゆっくりと体に浸透していくそうですが、一気に入れた輸液が首から胸元や顔まわりに溜まったりして、初めてその光景を見た時は、ビスコはほんとに大丈夫なのかと動揺してしまいました。
あまりにタプンタプンな皮膚をしてたもんですから…
おたふくかぜみたいに顔まわりがプリンプリンしてるビスコを見てほんとにびっくりしたんです。
退院後、輸液を毎日受けてビスコはとても過ごしやすくなったようです。
時々、部屋の中を面白そうに歩きまわったり、布団の上で満足そうに寝ている顔を見ると、一時期の不調やつらかったことが遠い昔のように思えます。。。
(今は基本的にゲージ生活です。トイレ掃除の時とかにビスコを室内開放しています)
今日、病院で先生と話してきましたが、ビスコには今後もほぼ毎日輸液は必要とのことでした。
毎日病院に通うのは、わたしにとってもビスコにとっても、また病院サイドでも手間だろうということで、これからは自宅で皮下輸液ができるようにすることになりました。
わたしがビスコの首根っこに針を刺すことになるんでしょうかと伺ったら、点滴用の針(及びチューブ)は一度入れてから縫って固定することを考えているとのことでした。
まだ確定ではないんですが、とにかく、なんらかの方法で針を固定して、家で輸液を入れられるようにするそうです。
慣れれば大したことないのかもしれないけど、素人のわたしがビスコに注射針を刺すのはけっこう勇気が要ると思ったので、そうじゃない方法が選択できるならそれに越したことはないと思いました…
それと、今日、腎不全の専用食を病院で購入してきました。以前、試供品でいただいたことのある、イースター社の「腎ケア」です。
参考
イースター社
http://www.yeaster.co.jp/index.php
(「イースター 腎ケア」で検索すると通販先やレビューがHITします)
このドライフードには活性炭が配合されているので、これだけを食べさせるのであれば、ネフガードなどの活性炭の薬がいらなくなります。
形は平べったい小さな楕円状になっているので、ビスコのように歯がほとんどない猫でも食べやすくなっています。腎不全といえば老猫の病気でもあるので、歯の弱い猫でも食べやすいようにしてあるのかな、と思いました。
これからは自宅でビスコに輸液をすることで、ビスコの調子がずっと安定してくれれば、生活上、わたしもとても楽になります。
今の感じでは、峠はなんとか越したんじゃないかと思っています。体力もまだ充分にあるようだし、輸液を続ける限りは、何ヶ月といわず、何年も生きられるような気がしています。ただの直感ですけど…希望かもしれないけど。
ビスコの生きようとする力が、これから先もずっと継続してくれることを願いつつ、二人三脚で頑張っていこうと思います。

うには最近、ドアの向こう側へ脱走することがあって、味を占め始めています。
けど、階段の途中でびびって部屋に戻ってきます(笑
カンカンはうにほど行動的じゃないのがちょっと意外です。年取ったからなんですかね。
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