虹の橋へ

2010年6月26日(土) 2010-06-26T18:55:03+09:00 1016 / 13

ビスコ、今日13時50分、息を引き取りました。




昨日の夜、病院から、ビスコが痙攣を起こしたので血管注射をして抑えたと連絡がありました。
その時、もう尿毒症が進んでいたそうで、あと何日持つか分かりません、そのつもりで…と言われていました。



そして今日、13時過ぎにまた連絡があり、呼吸も少なく心臓がかろうじて動いているから、あと何時間かだと思います、と伝えられました。


それからわずか数十分後、ビスコは空へ旅立ちました。。。



ビスコは苦しむことなく、眠るように静かに旅立ったそうです。



覚悟はしていても、やっぱり涙が出て声が詰まってしまい、先生にうまく話ができませんでしたが、これまでビスコを診て下さってありがとうございますと、声にならない声で伝えました。


わたしは外出できないため、母と妹に連絡し、お迎えや火葬の手配を頼みました。
夕方、妹が動物病院からビスコを引き取り、それからわたしが入院している病院まで来てくれました。
病院の玄関先で、会えないと思っていたビスコと対面できました…


ビスコはまさに眠るように横たわっていて、触るとまだ体は柔らかく、もし温もりがあったらまだ生きてるんじゃないかと思うくらいでした。


その後、妹がビスコを自宅に連れていき、カンカンとうにに会わせたそうです。
カンカンたちは、ビスコの匂いを嗅いだきりだったそうです。
もしかして、ビスコの死を分かったのかどうなのか…



ビスコは今晩、わたしの部屋で眠り、明日、斎場で火葬となります。
数日中にお骨が戻ってきます。




ビスコ。


ビスコが生まれ持ってきてしまった口蓋裂という障害のために、ビスコは度重なる手術を強いられ、きっとつらかったと思います。
なのに、決して人嫌いにはならず、誰にでも甘え、人と居ることを嬉しがる本当にいい子でした。
その性格だから、みんなから愛され、たくさんの人たちの協力を得られてビスコはここまで生きてこられました。



本当は最期まで、看取ってやりたかった。
お骨になるまで、全てわたしが面倒を見たかった。


いえ、もっともっと生きてほしかった！！


…それらが叶わなかったのが心残りです。



悲しい気持ちはまだまだ消えませんが、後ろ向きになっていても、わたしにはこれからやるべきことが待っています。
ビスコへの想いは胸に秘めつつ、前進していこうと思います。




これまでビスコを応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
ビスコは幸せものでした。
ビスコのこれまでの頑張り、どうか褒めてあげて下さい。

本当にありがとうございました。