特に同居している兄は、連日残業で夜9時頃帰宅の毎日でした。
12月の末、夜7時頃、私が一人で夕食を食べていたら電話がかかってきました。
兄:「おう、俺だけどさ」
元気な声と共に救急車のサイレン音が聞こえてきます。
ЧАЙКА:「救急車のサイレンの音が聞こえるけど何かあったか?」
すると兄からは、こんな返事が・・・・・・
兄:「ハハハ、今、事故ったわ、今、救急車の中だ!」
↑(注)兄はバイクで通勤しています。
ЧАЙКА:「何っ!事故った? で、怪我は?」
↑(注)私も10数年前までバイク乗りなので慣れっこです。
兄:「骨は折れてない、ただ、打ち身が痛いけどな」
↑(注)さすがはゴキブリ並みの生命力
ЧАЙКА:「ああー、打ち身程度か? で、バイクの方は?」
兄:「横から車にぶつけられたんだけど、クランクケースが割れたのかオイル路面に撒き散らした状態」
ЧАЙКА:「ほう、じゃあ自走での帰宅は無理だな、迎えに行こうか? どこの病院?」
兄:「●●病院だけど、さっき電話してバイク屋が閉まっているからバイクの回収も兼ねて友人に来てもらうわ」
その電話から数時間後、友人のハイエースで損傷による自走不可になったバイクともに兄が帰宅しました。
翌朝になって兄のバイクの損傷具合を検証すると、こんな状態でした・・・・・・


シートを留めていたボルトが外れ、フレームには衝突した車の赤い塗装跡がクッキリと・・・・・
クランクケースが割れて、ステップは脱落、ラジエターはひん曲がっています。

ああー、よく見るとホイールも曲がっていますね。
それにしてもフレームに車がぶつかった以上、これは修理不可。
いやいや、こりゃ酷いわ・・・・・・ハイ、全損ですね。
思えば、兄がバイクを変えるきっかけは、いつも全損事故だったりします。
最初のバイクは事故で全損、その次のバイクは数ヶ月で事故による全損、その次は
盗難に合って警察が見つけてくれて、乗っていましたが、最期は事故による全損・・・・
そして事故らずにマトモに買い換えたのは、その次のバイクで、このバイクの前でした。
そして今回のバイクも事故で戦没・・・・・
その事故原因の全てが車の不注意による衝突だから、これまた凄い話です。
う~む、自爆転倒は何度かあるものの買い替えには至らず、自分の好みだけで今まで
何度もバイクを買い換えてきた私と違って凄いバイク歴ですな。(苦笑
このお話、後日、次のバイクの検討をするため、兄と共にバイク屋さんに行きましたが、
その時に私が話しましたが、一同大爆笑でした。
翌日、打撲で兄は休みましたが、おかげで今度は私の方が忙しくなりました。
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