帰宅時間は、早くて19時頃、遅い時は21時過ぎ…。
残業に加え、休日出勤も当たり前…。
アンちゃんとは、そんな状態の中、出会ったのです。
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仔猫の事が気になりつつも、仕事が山のようにありましたので、ヤキモキしながら仕事を続けておりましたら、大量に汗をかいた資材課長がやって来ました。
「母親が側におるだろうから、出入りしやすいように、穴を拡げてきたよ。中に入ってダンボールで寝床も作ってきたけんな…。ミルクもあげてきたよ。いやぁ、汗かいたわ」
と、ニコニコしながら告げてくれました。
徳島はこの頃、日中はまだ余り寒くはありませんでした。
しかし、夜になると、そこそこ冷えましたのでダンボールはナイスです。
けれど仔猫にミルク…『腹、壊したら、どうするんじゃー』と、声には出さず心の中でだけ突っ込み。
「ありがとう、お世話になりました。忙しいのにゴメンよ」
と、お礼。
「僕を見たら、寄って来てな。置いて来るんが可哀想になったよ。でも、仔猫がおらんようになったら母親が探すだろうからな、置いてきたよ…」
と言うので、私も
「いや、あの子は多分そばに母親は、おらんよ。母親がおったら仔猫の顔を舐めてるだろうから、あんな顔にはならんよ」
と言いました。
この時、私の中では仔猫を保護するという考えがまとまりはじめていました。
『なんとしても、今日は18時位に仕事を切り上げ、動物病院にあの子を連れて行こう…』と、思っていたのです。
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この中に、アンちゃんは居ました。
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資材課長によって拡げられた入口?です(^_^;)
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アンちゃん、懐かしい?
優しい里親様を、お待ちしております<(_ _)>
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