我が家はミッケのトイレに「にゃんとも清潔トイレ」というヤツをつかっています。今まではニオイが気にならなくて良かったんですが、地震の影響で引き出し式のトレーの中に敷くおしっこ吸収剤が作れなくなってしまって何処の店にも置いていません。仕方なく代わりの吸収マットなど引いてみていますが、なんとなく臭っているような。工場に再開が待ち遠しいです。
そんな消耗品やエサを買いに行って、目にしたのが離乳食でした。
赤ちゃんの粉ミルクのような物で、もう少しボテボテしたものです。
「生後20日」からと書いてあったので(もうそろそろ必要か?)と思い購入して広場においてみました。

ピンクのほうが離乳食で白い器は仔猫用ミルクです。
ミルクはミッケが飲んでましたが、仔猫は臭ってみるだけでした。
離乳食は見向きもしませんでした。
自分の経験から思うんですが、人間の場合も離乳食は水から始めてお茶になり果汁になり、だし汁や薄めたスープを少しずつ濃くしていき、ポタージュスープや野菜入りに変化していくんですよね。
それもこれも母乳の割合を少しずつ母乳以外のものに移行していくので最初の頃は 《母乳 90%:お茶 10%》程度で、ポタージュ位になっても《母乳 60%:ポタージュ 40%》位で「食事をとる」とか「栄養をとる」のではなくて母乳以外のものになれる訓練なんですよね。
生後20日なんて書いてあるのは、産まれて直ぐ捨てられたような母乳がもらえない環境にあるような猫に対して、消化器官の発達の程度って事で「必要だからあげなさい」ということではないと思うんです。
人間も母乳の中の免疫効果がとても見直されていて、仔猫が欲しがるあいだは与えていた方が後々病気になりにくかったり、健康にすごせる秘訣だったりするんじゃないかと。
なので、仔猫がミルクをなめてみたり、食べ物や離乳食のにおいに反応して向かって行ったりしない限りは、私が強く勧めることはしないでおこうと思います。
ミッケも昨日の夜は久しぶりにブラシをかけてゆっくりひざにいました。
半分「お母さん」やってて、残りの半分は「仔猫のミッケ」でした。
早く離乳すれば早く引き渡せるかもしれないと思わなくは無いんですが、たった数日をあせって10年先まで影響があるようでは飼って良かったと思えなくなると思いました。

こんなかわいい仔猫たちが、ずっとずっと愛されるように試行錯誤の毎日です。
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