昨日、子猫が新しいお家へと旅立ち、静かな朝を迎えました。
5匹の子猫とはたったの5日しか一緒に生活出来なかったけど、本当に素敵な思い出です。
子猫の画像を残せなかった事が心残りですが・・・。
そう言えば、子猫が我が家に来た直後から私の体に異変が起こっています。
胸が重苦しく、咳とくしゃみが止まらず、ぜーぜーと呼吸も苦しいのです。
これって猫アレルギー?喘息?なんだろうか・・・・。
マスクをすると少しは楽なのですが、本当に息苦しい状態なんです。
ただ、目がかゆかったり、鼻水が出るという事はないので単なる思い違いでしょうか?
子猫がいないせいか、今朝は少し楽になっています。
でも、ケージなどを片付けようと、子猫のいた部屋に入ると苦しいです。
この前、一時預かりさんの所にお邪魔した際に、息子さんが子猫アレルギーだと言ってました。
大人の猫は大丈夫なのに、子猫は駄目なんだそうです。
その時は「そんな事もあるんだなぁ」位にしか思ってなかったのですが、私も実感した気持ちです。
これからも保護はしたいので、自分では認めたくないのですが、一度アレルギー検査をしようと思っています。
またまた前置きが長くなりました・・・・・
☆子猫と里親様の素敵な出会い1☆
まずはトップバッターのお話。
日曜日の朝刊に掲載されたので、午前7時半位に携帯がなりました。
「新聞を見たのですが、子猫ちゃんまだいますか?」
女性の方からの電話でした。
今回の新聞には、最初に保護した3匹しか載せていなかったのですが、キジトラの女の子希望との事。
早く電話をしないと、他の方に決まってしまうと思い、新聞を読んですぐに連絡を下さいました。
子猫達はコレからご飯なので、午後からご自宅へお伺いし、お見合いする事になりました。
最初に保護したキジトラの『細長ちゃん』(→勝手に命名)と、後から保護したキジトラの『フー子』(→勝手に命名)を連れてご自宅へ向かいました。
ご自宅に着くと、先住猫の女の子(一歳)が居ました。
ただならぬ気配を感じ、少し驚いて目を丸くしていました。
ちょうど一年前に、生後一ヶ月の先住猫ちゃんを引き取ったそうです。
私が今まで見た事の無い様な素敵な毛色で、本当に美人さんです。
ご自宅には先住猫ちゃんの為の環境が素敵に整っており、おもちゃも沢山ありました。
専用のベットも完備されており、とても愛されているのが分かりました。
この方は、ずっとキジトラの猫を飼いたいと思っていたそうです。
先住猫が一歳になったのを機に、決心したそうです。
新聞を見たらキジトラという文字が目に入り、ご連絡くださったとの事。
念願かなって「やっとキジトラちゃんとの生活が出来る」と目をキラキラさせていらっしゃいました。
先住猫ちゃんも新しい家族に興味津々で、怒ることなくケージ越しの子猫をおっかなびっくり観察していました。
細長ちゃんとフー子のどちらを引き取ろうか迷っていたのですが、初めから決まっていた様に思います。
この2匹の違いは性格にもハッキリと現れていますが、見た目も分かれています。
『細長ちゃん』は名前の通り、細長くスリムな体型です。お母さん猫と同じ体型。
また、お父さん譲りの短い尻尾が特徴です。
顔は美人さんだと思います。
性格は天真爛漫。人間大好きのとても人懐っこい子です。
ケージを開けると一番に「出してぇ~出してぇ~」と前足を伸ばし、擦り寄ってくる子です。
環境に慣れるのは早い子なので、我が家に移動してからもリラックスモードで生活していました。
『フー子』は名前の通り、フーフーシャーシャーいつも言っていたので命名されました。
性格は非常に臆病で警戒心が強く、頑固です。
兄弟との追いかけっこも好きですが、おもちゃで一人遊びをする方が楽しそうな子でした。
外見の特徴は丸々とした体型で尻尾は長いです。
このしぽはお母さん猫と同じです。
顔は、困ったような怯えているような瞳が特徴的です。
5匹の中では、耳が1番大きいように感じました。
保護した時、ものすごく怖かったのか、おしっこをチビッてしまって位怯えていました。
保護して5日ですのでトイレは完璧なんですが、フーフーシャーシャーがひどく、人がいるとご飯も食べないし、兄弟で遊ぶ事もしないんです。
いつも隅っこに小さくうずくまって、人が居なくなるのを待つ子でした。
ご飯もお腹は空いているのに、ジッと我慢の子で私が居なくなるのを待つので、ケージの入り口に大きめのダンボールを繋げて、フー子が人目を気にせずご飯が食べられるようにしてました。
保護して三日目位からは、私が動かずに座っていれば、兄弟と自由に走り回るようになり、おもちゃでも楽しそうに遊ぶようになりました。
フーフーシャーシャーも目が合えばしていたのに、ケージを開ける時と抱き上げる時に言う位に減ってました。
抱っこはまだ怖いらしく、とにかく暴れて逃げようとします。
その為、とっても慣れるのに時間が掛かる子なので、絶対に貰われるのは先になると思っていました。
ケージの中の2匹を見ながら↑の特徴を説明。
熱心に話を聴いてくださる里親様。
「抱いてもいいですか?」とフー子を抱き上げました。
フー子はまさに借りてきた猫状態で、黙って里親様の胸に抱かれているではありませんか!!
私の時とは大違い・・・・。
細長ちゃんはケージから出たいと、脱走を試みるも出口が見つからず元気に動き回っていました。
里親様は迷いながらもフー子を胸に抱いたまま、細長ちゃんを撫でたりしていました。
決してフー子を下ろそうとしない当たり、フー子に決まっていた様に思います。
そして「この子にします」とフー子が旅立ち第一号に決まった訳です。
里親様に抱かれながら、フー子自身もこのお家にの子になる事が分かってるみたいでした。
お渡しにあたり、先住猫ちゃんとの引き合わせのお話と、子猫は病院には連れて行っていないので、飼い主さんの責任で病院に行き、避妊も含めて行っていただく事などをお話しました。
「分かりました。大丈夫です。先住猫とはどんなに時間が掛かっても、一緒に生活できるようにゆっくり様子を見ていきます。病院もきちんと行きますので安心してください。この子は私は大切に育てますから。今回はわざわざ自宅まで来てくださりありがとうございました。本当にこの子を引き取ってもいんですか?こんなにかわいいのにすいません。我が家に決めていただいて、ありがとうございます。」
と言ってくださいました。
名前が決まったらご連絡を頂くようにお願いし、ご自宅を後にしました。
帰り際、車までお見送りしていただいたのですが、本当に何度も「ありがとうございました」と頭を下げられていたのが印象的でした。
子猫の里親様には、うちであげていた粉ミルクが余っていたので、袋に小分けしてお渡ししたのですが、フー子の時はそれを思いつかず、お渡ししていませんでした。
環境が変わり、ひょっとしたらうんPもやわらかくなったりする可能性もあるので、念の為に今まで飲んでいたミルクを与えていただくように連絡し、本日ミルクをフー子にお届けする事にしました。
その時に様子も含めて聞いてこようと思います。
☆お母さん猫と子猫☆
今日の函館は朝から大雨です。
風もあり、かなり気温は低く寒いです。
その為、朝六時位にお母さん猫が自分のご飯を食べたきり、今日は現れていません。
子猫にも運んでいないので、きっとお腹を空かせて、お母さん猫と一緒にこの悪天候をしのいでいる事でしょう。
かなり心配ですが、何とか雨が止んで、お腹いっぱいご飯を食べに来て欲しいです。
まだこの日記には書いていなかったのですが、ポン太というオス猫も家の常連さんです。
お母さん猫ととっても仲良しで、子猫とも一緒にご飯を食べています。
ポン太は尻尾が短いサバトラの猫なので、今回産まれた子猫達にもいくつかその兆候が現れています。
ポン太についてはまた書きたいと思います。
※本日も誤字脱字の中、読んでくださりありがとうございました。
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