
今回の里親募集は、新聞の他に、様々なネットの掲示板でもしました。
その中で、北海道限定の掲示板があり、そのサイトより問い合わせが一件ありました。
「函館に住んでいます。是非、猫ちゃんの里親になりたいと思い連絡させていただきました。よろしければ猫ちゃんをお引き取りさせて頂けないでしょうか�`連絡待ってます」と言う内容で書き込みがありました。
すぐに返信したのですが、いくら待っても返事は来ませんでした
翌日、あっという間に三匹が新しいお家に引き取られ、一人で寝ているクロッペを眺めながら、ガランとしたケージに寂しさを感じていました。
その時、昨日問い合わせがあったきり、返信が無かった事を思い出し、再度メールボックスを確認。
すると、昨日と同じ書き込みがあるのを発見∑(゚Д゚)
「私のアドレスに直接メール下さいと」掲示板に書き込みしばし待機。
すぐに相手からのメールが届きました。
早速、クロッペについてのメールを返信。
しかし、30分待っても返信は届かず・・・。
もしかしたら、私からのメールが届いていないかもしれないと思い、再度送信。掲示板を見ると「メールしたのですが届いてますか?」と相手からの書き込みがあるのを発見。
「すぐに返信したのですが、メール届いてませんか?」と書き込む。
すると「全く届いていません。どうしたらいいでしょう・・・」と書き込み有り。
せっかくの申し出なのに、このまま潰す訳にもいかないと悩んでいた所、ついに連絡がありましたv(^-^)v
どうも携帯のセキュリティーの為に、迷惑メールのBOXに入っていたようです。
ひとまず胸を撫で下ろします。
そして我が家に会いにくる事になりました。
若いお母さんと、三歳くらいの娘さんがお見合いに来ました。
いよいよご対面。
お母さんはすぐにクロッペを胸に抱きました。
愛おしそうに、クロッペを頬ですりすりしている姿が印象的でした。
娘さんも「抱っこしたい」とクロッペを抱きかかえます。
とっても上手に抱くんですよ。
猫に慣れている感じです。
やっぱり今回も、大人しく抱かれているクロッペ。
どうしてか、里親様の家の子になるって分かるんですかね
娘さんは子猫より、我が家のちゃこが気に入ったようで、「あの猫しゃん連れて帰る」といっていました。
また、たびを見て「ふとっちょだぁ」と言ってました。
小さいながら、避妊太りを見抜いてます。さすがです。
この方は、とっても動物が大好きな方で、見ると放っておけないそうです。
以前、産まれて間もない子猫を保護したそうです。
かなり衰弱していた為、すぐに動物病院へ。
そこの獣医さんに「この子、助かりますか?」と聞くと、「私は神様じゃないので分かりません」と冷たく言われたそうです。
この病院には見てもらいたくないと重い、別の病院へ。
そこで入院させて様子を見たそうですが、結局だめだったそうです。
普通、「助かるかは分かりませんが、何とか手を尽くします」とか言うもんじゃないんですか?
その話を聞いて、私も母も怒り心頭でした。
そしてこう言いました。
「実はその時に保護したのが黒猫だったんです。
だから今回はとても縁を感じます。
助けられなかった黒猫の分まで可愛がりたいと思います。
この子を引き取らせてください。」
こうして里親決定第四号が決定したわけです。
病院はいっていないので、里親様の責任で避妊も含めて行っていただくようにお伝えし、ミルクをお渡し。
最後に「名前が決まったら教えてくださいね。」とお伝えしました。
帰り際、車の中から娘さんと笑顔で手を振っていたのが印象的です。
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