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飛び出し癖があった初代黒猫王子のマメ太対策に家族への注意を促したものだが、時を経てマメ亡き後もなんとなくはがせないまま残っているのだった。
誰かが戸を開けそうな気配を察するとすぐさまそこにスタンバイして、ほんの少しのすき間をちゅるりんとすり抜けていくそのスピード感。そして誰も出入りしそうにない時は、自らぐいぐいサッシをこじ開ける男らしさ(その後ろ姿はもはや人間のようでした)。
一度本格的に脱走され、死にそうなくらい心配させられたりしたこともあるが、それは今思い出しても見事な匠の技だったそうな(←親バカ)
――な~んて。ついつい思い出に浸ってしまいましたが、実は最近くー太もこの技を習得しつつあるのです。
彼の場合、それはとてもひそやかに実行されるので、誰かが気づいた時にはもうミッション完了な場合が多いのが恐ろしいところ(>_<)ヒー 今日はいつの間にか廊下に出て、金魚に熱い視線を送ってらっしゃいました。
くー太よ、きみの天職は王子よりもイリュージョンの人かもしれない。
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