Ｖ・Ｉ・Ｐの散歩

2011年8月24日(水) 450 / 9

昨日は散歩できなかったもんなあ。
そりゃあ、誰かさんは不満だったさ。
雨だから仕方がなかったんだよ。
「管理人さんったら、帰ってきてすぐに水遊びしてくれなかった。」
管理人さんだって､忘れるさ。
疲れてたんだもん。

しかし、昨日からの雨は酷かった。
豪雨だった。
一夜明けて、そこら中、海だった。

小屋に下げてあったタマネギはたくさん雨水に浸かってしまった。
ＪＡに出せないね。
困った。

用務員「車まで(車庫が浸水して靴が濡れるから）いけない。おぶって連れて行って」
管理人「一輪車で連れて行ってあげる」
用務員「近くまでは良いけど、その先、一輪車は行けないでしょ～」
管理人「ヒョイって飛び乗れば良い」
と、非現実的な話をしていた。
まあ、いつもの感じ。

そんな事を言いつつ、用務員さんは出勤した。
どうやって車のところに行ったんだろう？
管理人の車は浸水しないところにあるから楽々乗車。出勤。
白波を立ててＲＶ車は走る。
波紋は近所の庭先まで広がった。

帰宅。
なるなるさんは管理人室窓から帰宅を目撃していた。
「おかえり～」
いつもの馬鹿笑い顔だ。
家に上がると、管理人の行きそうな方角に走っていく。
「あの～、水遊びするんですか？お水タダじゃないですよ。」
ちょうど、猫砂を入れ替えようとしていたから、トイレを洗った。
結構洗っていたから、いっぱい水は流れたね。
きれいになって、拭き上げたトイレになるなるは一番乗り。
「あんたの足で濡れるでしょうが!」
ネコ砂を入れて､お終い。
やっぱり一番乗り。

さて、終わったところで、
「散歩行こうか？」
リードをつけられたら、すっと散歩モード。
玄関を開けていざ、鎌倉。まで行きませんけど。
道まで出ると、ふんふんと進む。
イボガエル発見！
「いかんよ、それは。なると、身体にいっぱいイボができるよ」
未練たらたら。

そこにお隣さんが出てきた。
なるとは猛ダッシュで玄関まで逃げた、管理人を走らせて。
もう！へたれが。

再度チャレンジ。
「なるなるさん、ひまわり畑まで行こう！」
２軒先にあった。
秋の訪れか、ひまわりはその精気を無くしつつあった。
「ほうら、これがひまわりだよ～」
なるとはそれどころではない。
「家から離れすぎだよ！なんか来る！」
逃げ腰。
「ちょっと、管理人にシャッターチャンスをちょうだいよ」
「嫌、やらない」
の押し問答が続き、なかなか絵になる一枚が撮れない。

そこに、家の前から、呼ぶ声がする。

黒タンだ！！
たぶん「どこいってんのよ～」か。
ＳＰくるの遅いよ。
テケテケ歩いて合流。
「あ、ひまわりじゃん」
黒タンはひまわり畑に入っている。
なると「母ちゃん、なんか来るよ！」
そんなことばかりに気を取られるなると。
へたれが。

じゃあもう帰ろうか？
方向を変え、家に来た。
しかし、通り過ぎるなると。
裏の家の前まで来たから、それ以上行かせない。
だって、おじさん、ネコ嫌いなんだもん。
そのとき、うちのＳＰはひまわり畑から戻って追いついた。