猫さん日記　（私の涙話かも・・・）

そう・・・あの日８月５日って　午後から雨だったのよね
保護して　治療終えて帰る道中　パラパラと小雨がおちてました。
あぁ、良かったぁ～　朝一番にＡさんが見つけてくれたお陰で
この仔たちは助かったんだなぁ～って。
あの日午後からは大雨になったし　あのままだったら、きっと３匹は・・・
家の中大小１０匹の猫になっちゃうけど、これで良かったんや！って思った

前回の日記の続きになりますが、
あの日　２度目に病院に走った帰りに　Ａさんの娘さんと出会い
娘さんもカラス組さんの話を聞いてたらしく、
「どうでした？先生タダで診てくれた？」って聞かれて
いや・・・・お金払ったよぉ～＾＾；　って言ったら　
「幾らしました？母に半分払うように言っておきますぅ」って言われたから
一応・・・「いいよ＾＾；いいよ＾＾；」って言いながらも
「○万○千円もかかっちゃったわぁ～；；」って言っちゃった＾＾
そしたら　母に半分出すよう伝えておきますので～ってまた言われ
「あはは＾＾；」って適当な笑顔で「よろしくぅ～」って気持ちを訴えたね

今年の８月も暑かった・・・よね
家の中　エアコン２８度でかけて、猫さんは快適に過ごしてたんだけど
カラス組さんには申し訳ないけど、他の猫に接触できないよう
大きな箱の中で過ごしてもらう事に。
きっとダンボールの中、暑かっただろなぁ～
元気な仔は出たがったけど、色んな理由から２日間は元気な仔も箱生活

この子達は　すっごく人懐っこいのよね
お姉ちゃんの子供なんて　生まれてから１ヶ月の間一緒に暮らしてるのに
逃げる事もあったのに・・・。

ご飯も　カリカリでもなんでもパクパク食べてくれるし
あぁ・・この子達は　きっと最近まで誰かに飼われてたんだろうなぁ～って
橋の下の草むらで　ノミ・・・・ついたんじゃないかなぁ～
野良でずっと居たならば、もっと痩せてただろうし

病院の先生も、「元気だし、しっかり食べてるなぁ～この子らは」
「まぁ・・生後１ヶ月くらいやろなぁ～」って。

で、我が家の仔猫は　８匹共に生後１ヶ月と言うことに

元気な仔３匹はカリカリで食べたいだけ食べさせてあげて
治療中の２匹は　十分に栄養摂らせて体力つけてあげてくださいって事で
病院から缶詰を頂き　それにお薬を混ぜて食べさせる事に。

まぁみんな食欲はあるし、怪我の割には元気。
順調に回復してくれるのを待つだけやなぁ～ってね。

おっと！！！
猫さんが増えたこと報告しておかなきゃ・・・怒られる。
慌てて仕事中の彼にメールで事情を説明。
折り返し電話が鳴り　ちょっと怒ってるっぽい口調
その時の私は卑怯だったかも。
「Ａさんが見つけて・・・電話してきたんやし！私が拾ったんちゃうで」って言ってしまった・・・。
多分・・・アカン！って言われたらどうしようって思いから必死やったん。

そう　私はこの日仕事を休んで、仔猫のお世話
仔猫のお世話に対して何も不満も文句も辛さもないんだけど
辛かったのは　つくしちゃんに完璧嫌われた事。
寄り付いてもくれないどころか　「フ～ッ」って怒るし
洗面所で一人ぼっちでお昼寝している所に行き　触らせてはくれないけど
いっぱいお話したのね
「つくちゃんごめんね；；知らん仔来て嫌やねんなぁ～；；ごめんね」
「でもあの子達ほっといたら死んでしまうねんやんかぁ・・・」
「つくちゃんも赤ちゃんの時、外で寒い寒いって泣いてたんやで」
「つくちゃん、もう仲良くしてくれへんならそれでも仕方ないけど、
　ご飯だけはちゃんと食べて欲しいねんやんかぁ」
「あの子達も、他所の子やけど、つゆ・ざる・そばと同じお友達やで」
「ほんまにごめんなぁ・・・；；」って何度も涙流しながら話したの。
時間にして１０分くらいは話してたかな～
でも、その間もずっと「フ～ッ」って言われてたのよねぇ～

つくちゃんだって　まだ生まれて３ヶ月　
まだまだ甘えたい時期なのにね、寂しい思いをさせてしまったわ。

何が辛かったって　やっぱつくちゃんに手がかけれなくなった事やった。

お姉ちゃんが自分の子供におっぱい飲ませてるのを横目に見ながら
つくちゃんは　ベットの隅をチュ～チュ～音を立てて吸いながらモミモミ
私は　大怪我の仔のお世話に大忙し。
でも、誰も手伝ってはくれない・・よね　私が預かったんやもんな；；

昼過ぎて　２時くらいだったかなぁ～　
Ａさんから電話かかってきて　「今からそっち行っていい？」って
あれ？仕事行ったんちゃうの？って聞いたら
やっぱ気になって　休みもらってきた～って。
なんか　ホッとしたわ、その瞬間はね。
でも、家に来て初めに出た言葉が
「うちさぁ～　旦那と別れようと思ってね、子供３人食べさせなあかんし
今の収入だけでは、すっごいきついねん；；」
えっ？なんの話？って感じだったわ
「だからねぇ～　治療費ごめんやけど出せないのよねぇ～」って。
あぁ・・・・いいよ・・・・そんなん・・・・としか言えなかったわ。

実は、その数日前に、猫さんの牛乳４個買って来てくれたんだけど
「これ、お姉ちゃん好きだったから飲ませてあげて～」って。
そう・・・外で野良生活してる時に飲ませてもらってたんやろね。

その日の夜、メールで・・・
「うちの猫じゃないし、私がお世話するのはおかしいって思うねん」
「だからもう止めとくわ・・・」

って・・・・元々誰の猫さんでもないやん・・・
みんな飼えないって言うからうちが預かるわ～って言っただけやのに
もぉ　悔しさと、断れない自分にすっごい腹がたったわ・・。

そんな事があって間がないだけに　何も期待してなかったのに
今回の言い訳でしょ～　もぉ自分自身が大嫌いになりそうだった。

良かれと思ってしてることが、結局自分の断れない性格から出たもので
誰にも文句言えないし、だからこそ　誰もなんも言わんといて！って。

あぁ・・今書いてるだけでもあの日のこと思い出して涙が止まらない。

でも泣いてても仕方ないねん
私は　この猫さんたちを元気に育てなきゃならんのやぁ～
みんなが仲良くできる様に　導かなきゃならんのや～！

文字ばっかりになってるんで、今日はここで一旦切りますが
また後日にでも　続きを書かせていただきます。

数日後に笑って過ごせる日が来たお話でも。