テト闘病日記

2012年11月20日(火) 433 / 6

みなさまには大変ご心配をおかけしました。

テト完全復活!!(T_T)

ただし病気が治ったわけではなくて、いつものテトに戻りました。
拡張型心筋症は治りません。
だけど、いつものテトに戻ったことがとてもうれしいんです。
今日も病院へ行ってきて先生に胸を見てもらったら
いいですねって言ってくれました。(胸水が溜まっていない）

１日目
心臓の伸縮率は健康の猫が40～60％とすると
テトのは12％と診断されました。
これは重度レベルでいつ逝ってもおかしくない状態。
まず、呼吸を楽にするためには、胸にたまった水(胸水）を抜くことが
先決。おとなしい子なら無麻酔でできるがテトは無理と判断。
そこで問題が。
あまりに心臓が悪いので麻酔に耐えられない可能性があるんです。
先生も10回中2回は起きないまま逝ってしまうかもと正直にいってくれました。
今日か明日やらないと危険ですと言われて、相談する人がおらず
震える手でネコジルシに投稿しました。

可能性があるならやって後悔しようと思い手術(胸に注射をさして抜く）を
決断しました。

手術中も可能であれば見ていてもいいですよと言われて
部屋の隅で祈るように見てました。

手術開始。
麻酔をすると、まもなく呼吸が弱くなってしまい、すぐさま人工呼吸に切り替えました。
つまり呼吸が止まったんです、、、、やはり身体に負担だったのでしょう。

先生の懸命な手術により
胸水を抜く作業も順調に進み、最終的に胸水は240mlありました。
あんな小さい身体にこんなにいっぱいと驚く量でした。

あとは目覚めてくれれば成功と先生。
先生も祈る気持ちだったでしょうね。
僕は何度も呼びかけてました。
「テト起きて帰ろうよ。」「朝だよ。」「起きる時間だよって。」
しばらくすると麻酔から目を覚ましました。
意識は朦朧としていて立つこともできません。まったく力がありません。
体温は平熱より1度低いため1時間以上ヒーターで温めてもらいました。

帰宅してもテトは一向に元気がありません。本当にこれがテトなのかと思うくらいです。
大好きなおやつも口にしない。ミルクも飲まない。
正直、手術の決断は失敗だったのではとも考えてしまったほどです。
その夜はホットカーペットの上で一緒に寝ました。

２日目
朝方、テトがふごふご言ってる。
いつものテトが帰ってきた瞬間です。
うれしすぎてスマホで動画撮っちゃいました。
(おじさんは見苦しいので削除）

その日は2時に会社を早退し、病院へ連れていきました。
エコー検査を行うと胸に水が溜まりつつあるが、気のせいか心臓の動きがいい。その日は利尿作用の注射を打ってもらいました。
この日もホットカーペットの上で一緒に寝ました。

３日目
テト復活。ごはんくれ～の催促の嵐。
食欲以前より増してない？くらいです(笑)
この日は５時に早退して、病院へ連れていきました。
先生は風邪をこじらせてしまい、声がガラガラでした。心配です。
体温も平熱になり、胸にも水が溜まっていないようでした。
帰り際に「あの時、１日考えなくて本当に良かったです」と伝えると
「僕もうれしいです」とおっしゃってくれました。
命の恩人です。ありがとうございます村井先生。

お薬を飲み続けて、少しでも長く一緒に生きていけたらいいなと
本当に思います。