職場のトイレに4匹の猫が捨てられていて。。。
どうしようどうしようと思いながらも、
とりあえず保護して里親募集したのがキッカケ。
先住猫ウタリの、お友達に。。。と当初
1匹だけは一緒に住もうと思っていたので、
キムンは引き取る気持ちでいた(ので次男になった)のですが、
このピリカも気になっていました。

↑なんかしらぺったりと眠るピリカ
4匹中3匹は黒猫なので、青灰のピリカはもちろん
劣勢遺伝。。。器官が弱く(今でも)、ゴロゴロが苦手で、
ゴロゴロすると咳き込みます。
そんな病弱な様子と、とにかく引き取って間なしのとき
(発見して、保護して数分後)
いきなり私の膝に載ってきました。
ずいぶん人懐っこい子やなぁ。。。と感じ、
実際に嫁や、職場の男の子にはすぐに打ち解け、
同じようにぴったりと人にひっつき、離れません。
人が好きなんやね!とそのときは思ったのですが。。。
同じように里親募集をしたのですが、
ピリカが目立つ毛色なので一番人気。
けれども、彼の体調がしばらく悪く、
それでずっとお断りしていました。
座るとすぐに寄ってきて、膝のうえで眠るピリカに
情が移ってしまい、私が
「お前はピリカ・モシリ。。。つまり美しい大地だ」と
名前をつけてしまいました。
(うちの子は全員アイヌ語です)
こうしてピリカと住むようになったのですが、
これだけ人間が好きで、寝ている時もすぐに
布団にもぐりこんでくるほどなのですが、
私たち夫婦と、先ほどの男の子以外には一切なつきません。
むしろ人間が怖いようなのです。
他の人が来たり、身近で声が聞こえるだけで、
尋常ならざるほどにガタガタ震えだし、
私たちの分からない場所に隠れています。
えっ、こんなトコよく入れたね~と吃驚することもしばしば。
とにかく人見知りが激しいのです。
じゃあ何で私らだけ平気なんだろうか???
と不思議に感じるのですが、
それはピリカの側で私たちを「選んだ」からかもしれません。
ま、こいつらやったら、ええんちゃうか?
とでも思ったのかもしれません。
この季節、
布団の中に入ってくるピリカは、
カイロ代わりになってとてもあったか。
けどそれは、ピリカも同じ。
私をカイロ代りに考えているんでしょう。
人と猫は持ちつ持たれつ。
仲良くやっていこう、ピリカ。
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