新しい家族

2012年12月9日(日) 498 / 1

　18年近く家族だったチンチラシルバーが、今年初春、心臓に異音があるとのことで服薬をしていましたが、よく鳴き食べる以外は普段とそう変わらなかったのに、11月の土曜の朝、突然下半身が麻痺し、獣医さんに連れて行ったところ、心筋症による血栓による麻痺と。万一、一命とりとめても、両足切断と、絶望的な診断がくだされ、あまりの突然のことに、茫漠とした気持ちになりました。
　とりあえず、治療の継続をお願いし、一旦帰宅。母が顔を見に行きたいというので、もう一度病院に戻り、ゲージの格子越しに頭をなでてやったら、起き上がって「ニャア」とかすれた声で一言鳴きました。それが最後の別れでした。わずか一、二時間後病院から電話がかかり、様子を見に行ったら息をしていなかったと。。。
　生き物を飼う以上何度も経験したことですが、こんなに長きに渡り家族だった猫は稀でした。それがあっけない別れです。今も思い出すと涙が出てきます。名をナナと言います。
　同時にキジトラのオスを飼っていましたが、数年前にいなくなりました。野良の子でしたが、利発で、猫の中の猫、男の中の男と思われるような猫でした。名をモモと言いました。
　私のネームmonamonaはこの2匹の愛すべき猫たちの名をとったものです。
このペットロスの傷跡は他の事情も重なって、相当深手でした。その時この里親サイトを知り、登録した途端、隣県で里親再募集のスコティシュ・フォールドのかわいい猫ちゃんの写真が掲載されていました。思わず立候補。他に立候補されている方もおり、半ば期待していませんでしたが、縁なのか、幸いにもいただくことができました。今日で二日目、食事もトイレもきちんと出来、馴染んできています。帰途の車の中ですっかり私に馴染み、帰宅後その様子を、見ていた母は嫉妬していましたが、母のベッドの上でものびのび寝るようになりました。
　初めてスコティシュ・フォールドを飼いますが、有名な折れ耳などみかけも可愛いですが、性格も相当可愛いいです。譲り主様に心から感謝します。
心配は風邪と結膜炎ですが、くしゃみは昨日二回ばかり聞いただけです。結膜炎は治療中で、なんとか完治させてあげたいです。