小さな嘘と体調不良と

2012年12月14日(金) 359 / 0

うちのピリカ、
よくゴハンを吐くのです。

黒い子たちのなかで唯一の
青灰の毛。
劣勢遺伝のため、先天的に病気しがち
とはお医者様から言われています。

職場に捨てられていた彼は
もともと他の兄弟と一緒に里親募集をしていました。
お店にきた品のよさそうな老夫婦が
店に貼っていたピリカの写真を指差して、
「この子の里親になりたい」と
おっしゃったとき、
私は「ありがとうございます!」ではなく、
「すみません、実は他の方に決まってしまって。。。」
と告げ、別の子をおススメしてしまいました。

そのときピリカの体調がすぐれなかったことも
理由の一つなのですが、
ピリカと離れることに実感が湧かなかったのです。
他の方とは、その時覚悟を決めた私自身でした。

それから一年以上経って、
ピリカはいまだにゴロゴロが苦手で
ゴロゴロしながら喉を詰まらせ咳き込みますし、
3ニャンの中で唯一ゴハンを、毎日のように吐きます。

消化不良で、フードを戻すこともあれば、
胃液っぽい黄色もしくは透明の泡のこともあります。
吐いたあとはケロっとしています。
病院で検査しても、特に数値に異常はみられないとのことで、
経過観察中。

吐く猫はたくさんいるみたいですが、
実家で一緒に暮らしていた子たち含め、
私にとってピリカが初。
分からないことは不安になるものですね。

ピリカも、
他のおにいちゃんたちと一緒に
猫又になるまで長生きして、
最後は私を食い殺してもらわなきゃ（笑）

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