以前日記に書いた「片目つぶれかけの黒猫」を一時保護しようと思ってましたが、
最近急激にやせ細った子がいるので、正月の間に少し太らせようと思って連れ帰りました。
ところが・・・ところがですね・・・
まず、うちに入れるにあたってどこまで神経質にならねばいいかわからなかったので、
病院に診せに行きました。
KDASの猫で、正月1週間だけ一時的な預かりと伝えました。
ゴハンをここ数日食べてないこと。
KDASではほぼ一日中扉の前を右往左往していて、鬱状態のように見えたこと。
ぱっと見健康なのに、触ると骨皮ガリガリなこと。
ワクチン1回してあるそうだけど、便検査されてるか知らないこと。
これだけ伝えると、先生はすぐ便検査と触診をしてくれました。
すぐ予想診断が下されました。
「腹膜炎です」
腹膜炎は知ってますが、それに加えてガリガリという要素が加わり、
私の中でいやな記憶がよみがえりました。
「お腹に水がたまる、助からない病気」です。
まさかまさかと思ってたら、血液検査をすることになりました。
結果、予感していた病気の数値に沢山ひっかかっていました。
念のため、腹水を見ることになりました。
さらさらしていたら、まだ予想の範囲。
粘性があったら、確定。
・・・
お水を抜いた結果、糸を引くほどのハッキリした粘性がありました。
一瞬KDASに戻さなければという考えがよぎりました。
黒チビのとき同様、100パーセント隔離はできないからです。
でも、でも。
KDASに戻したら、即殺処分が待ってるという考えが頭から離れませんでした。
病院の先生は、
「ボクで良ければ、この病気についてKDASに説明しますよ。
もし治療してあげるのであれば、やれることは沢山ある。
でも、言う事じゃないかもしれませんが、助かりません・・・」
なきそうでした。
帰りの車の中で泣きましたが、書きながら今も泣いてます・・・
8ヶ月で亡くした子と同じ病気なら、今度は選択を間違ってはいけない
でも、どうしても、まだ安楽死の時期ではないと思う・・・
でも、譲渡できない状態の子をKDASが抱える予想ができない・・・
うちで看取る覚悟で囲うなら、完全に隔離して世話をするスペースを造らなくてはいけない・・・
今、そんなお金と時間を用意してあげられない・・・
私は8ヶ月の猫を亡くした時、親に言われてました
「猫は自分で 死にたい、殺してくれ って言えないのよ?死なせてあげなさい」
少し離れただけで不安で鳴いてたのに、お水抜きや治療を大人しくうけてたのに
そんなわけあるか!といつも腹が立ってました。
だけど、私が安楽死を認めなかったせいで、ほんとは楽になりたかったのかもしれないのに、
と何年も心に疵がありました。
以下の③のブログで、心が少しだけ救われました。
この子の病気について
・FCoVとは?~猫コロナウイルス感染症~
http://www.catvirus.jp/home/fcov/index.html
・猫伝染性腹膜炎 FIP ~わが愛病ぴぴ麿の命を奪った病気~
①http://plaza.rakuten.co.jp/happynaturalcare/diary/200802100001/
②http://plaza.rakuten.co.jp/happynaturalcare/diary/200802110000/
③http://plaza.rakuten.co.jp/happynaturalcare/diary/200802140000/
ウイルス自体は、簡単にうつるそうです。
うつった場合は下痢症状が出るそうなので、ンコちぇっくをしっかりしなくては・・・
先生の話では、腹水を直で舐めたりしないかぎり心配はないそうです。
私はKDASに通っている身なので、ウイルス自体は今更だと思っています。
ただ、服は帰った後すぐ洗濯機に放り込んだり、
手洗い殺菌して極力拡散防止はしてました。
KDASに収容された子猫たちは元野良なので、無菌じゃないのもわかってます。
うちの子達だって、KDASに入った事がないだけで元野良です。
でも発症してるのとしてないのとでは大違いです・・・
ストレスが発症の原因にもなるようですが、
要は免疫低下させると発症の引き金になるって事ですよね・・・
うう・・・

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