ほら、ボクの背中に乗ってる白い点々は雪なんだ。
今日はとっても寒かったよ。
先週、ボク達のおやつが底を尽きたんだ。
そしたら管理人さんが，「クリスピ～チュ～を買いに行ってくる。」
って言って、お店に行ったんだよ。
ボクてっきり、帰ってきたらくれるのかと思っていたら、くれないの。
だから、用務員室に居座ってやった。
ボク、用務員さんの子になる！
そうして、居座っていたら、何時間も過ぎちゃった。
管理人さんったら，しめしめとばかりに お出かけしちゃったんだ。
あんまりじゃない？
ボクのクリスピ～チュ～はどうなったのさ！
管理人さんはお友達とお食事だって。旅行のお土産持ってさ。
何でも、インド人が作るインド料理屋さんでカレーを食べるんだって。
いい気なモンだ。
ボクはクリスピ～チュ～が食べられないのに。
ふ～ん、サラダにスープね。要らないよ。
へ～、タンドリーチキンに、豆カレーとナン。ボクのお口に合わないね。
ラッシー(ヨーグルトの飲み物)とフルーツヨーグルト和えのデザートもあったって。
ボクは要らないよ、み～たんだったら好きで食べるかもしれないけど。
ボクが食べたいのは、たった少しのクリスピ～チュ～なんだ。
やっと帰ってきた管理人さん。
お腹がパンパンで苦しいって。ボクはペコペコグ～なのに。
タコシャンで遊んでくれても，お腹いっぱいにならないって～の。
あ～～、ボク、用務員さんの子になるからね。
じゃあね、ばいばい。
用務員さん、こんばんは。
ボク、今日からここに寝るからね。ここの子になる。
管理人さんなんか知らないよ。
ん？
隣でパシャパシャ音がした！
ん！ん？
母ちゃんが何か食べてる！
は！
もしかして？ク・・・・・・、行かなきゃあ！
じゃあ、またね、用務員さん。
今度、ここの子になるよ。
帰るね。
管理人さん、・・・・あ、やっぱり、クリスピ～チュ～だ・・・。
ボクの・・・・あるかな・・・・。
ボクの・・・、お皿に乗ってる！
食べて良いのかな？いいの？
おいち～～～～～～～～！クリスピ～チュ～最高！
ああ、美味しかった。
しょうがないから、ここの子でいいや。
タンスの上にでも寝ようかな。
ん？ん？お腹がつかえて，カーテンレールに登りづらいなあ。
よし、ここで、寝よう。
クリスピ～チュ～の夢でも見ながら。
ぺったん したユーザ
ぺったん
最近のコメント