地域ねこの勉強会に行ってみた

2013年2月17日(日) 390 / 4

過去に一冊本を読んだんだけど、
いまいちピンとこなかった地域ねこ。
徳島に越して来てから、
ますます縁遠い話だと感じていたのだけれど、
意外と県内14箇所で指定を受けるなど、
頑張って普及させようとしている人たちもいます。

↑かわいらしいチラシでした

↑場内は座りきれないほどの人でいっぱい

話はなるほどな～と思うことしかり。
先進地事例として挙げられた大阪市の取り組みは、
参考にもなりましたが、
その陰にはやはり多くの愛猫家たちの
ボランティアに頼らざるを得ない実情もあります。

それでも、
やる気のある住民の方たちのバックアップを
行う姿勢については、一定の評価を与えるべきでしょう。
欲を言えば、少しでも猫たちのゴハンや、
トイレの設置について補助があれば・・・とは思うのですが。

私が住む、
（この勉強会が開催された）県都徳島市より
離れた中山間地では、
家の猫を室内飼いしているだけで、
変人扱いされるほど。
地域ねこと、一足飛びには話せない事情もあります。

まずは飼養モラルについて理解を深め、
猫の糞尿で困っている周辺住民の方々に、
地域ねこという解決方法もある、的に
少しづつ、その不慣れな名称に、触れていただく。
そのあたりが最初の着地点かなぁ・・・
そんな風に感じました。

一昨年前の、動物愛護週間に
お店で飼養モラル向上のためパネル展を開催したとき、
子犬を連れてきて
「ここで引き取ってくれるんだろ？」と
渡そうとした方や、
イベント終了後に、トイレに子猫が遺棄されたことから、
どうにもこういうイベントを開催することがためらわれて、
昨年はノータッチでした。

少しづつでも勇気を持って、
新しい一歩を踏み出したいな、と思います。