猫の祟り - ねこザイルさんの猫日記

猫の祟り

2013年5月14日(火) 3973 / 8

ご要望にお応えして‥
私の実家のお隣さんの話です

私が子供の頃から、お隣さんは変わっていた
夫婦二人暮らしで、養女がいるが寄り付かず‥
孫の姿もみたことがない
年齢は私の親よりもずっと上で、生きていたら80才にはなっているか？

子供の頃一度だけ、迷い込んできた猫を飼ったことがある
ノラ猫だったのかは今となってはわからない
半年くらいは平穏に生活していたと思うけど、ある日突然
泡を吹いて苦しんでいた。後日、床下に亡骸があったのを覚えている

あとあと、お隣のおじさんが毒で殺したんだ、と親が言い出した
もう数十年も前の話。動物愛護だなんて言葉もない時代
隣のおじさんは自分の家の敷地内に入る猫を、殺していたらしい‥

大人になって母から聞いた話では…
おじさんは【トラバサミ】で猫を捕まえ、殴り殺したこともあるそう‥
でも、どうして猫が寄って来るのかというと
奥さんが少し頭の弱い人で、餌付けしたいたのだ
頭が弱い、と言うのは‥
おじさんが入院中に餌付けしていたのだ
おじさんに見つかったら殺されるのがわかっていながら‥

おじさんが退院してくる前になると
猫に漂白剤入りの餌を与えていたそうです
そう、ばれると自分がやばいから。
この夫婦はたくさんの猫を殺していた‥

15年位前、おじさんが入院した。
お見舞いに行ったご近所さんの話によると
「猫がベットに這い上がってくる！！」
と、幻覚をみていたそうです。
おじさんは死にました。
その後に奥さんが倒れ…
植物状態のまま、まだ生きています。10年前のことです。
死にたくても死ねないおばさん。
みんな、猫の祟りだと言っています。
地域で最後に残った猫は、近所のご夫婦が引き取りました。
幸せな猫生を送っていたそうです。

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