猫の飼育数

2013年5月14日(火) 2013-05-14T16:04:56+09:00 285 / 0

ある日、こんな話しを聞いた事がありました。

お家によって、猫が飼える数が決まっているというお話し。
それを越えてしまうと、古くからいる子が順番にいなくなってしまうと聞きました。

我が家では6匹の猫が暮らしていました。
不思議と、2年周期で1匹ずつ増え、7番目にあたるしちみが家族になって以来、猫さんは増えませんでした。
うちは、6匹が限界なんだなと。

そんなときに拾った仔猫達。
1匹の病気が原因で、兄弟であるもう1匹の子と一緒に迎え入れる事になり、我が家の猫さんは8匹になりました。

仔猫を拾った時期と、妹家族が一緒に住み始めた時期が同じだったせいか、
4番目にあたる“海(かい)”が帰ってこなくなりました。
元々、5番目の猫“チョビィ”と折り合いがつかず、暖かくなるとほぼ外で過ごす子でした。
1日1回顔を見せ、ご飯を食べていく程度になる子でした。

海が帰ってこなくなり、1週間が過ぎようとしていた頃、うちに帰ってきて、猫缶を食べて出かけて行ったと聞きました。

ずーっと気になっていました。
別宅があるような感じだったので、そこのお家の子になったのかな？とか、姿が見えなくても、どこかで元気にしていてくれたら良いなと、家族と話していました。

数日前、母の夢に出てきたそうです。
「さよなら」って感じではなく、「ちょっと行ってくるね」という感じだったと。
じゃぁどこかで元気にしてるんだね！それにしても、顔ぐらい見せたらいいのにね！と妹と話していました。


今日朝起きると、子宮のあたりがすごく痛くて、何かの病気なのではないかと思い、とても外回りできる気がしなかったのでお休みする事にし、布団でうずくまっていました。

そこへ妹が入ってきて…
「海ちん死んでた」と。

とっても変なところでした。
お隣さんがもつ倉庫の横で、眠るように横たわって亡くなっていました。
海が帰ってこなくなり1ヶ月が過ぎようとしていた為、死後1ヶ月くらいかと。
最近の暑さのせいで腐敗も進んでいました。
けど、我が子とわかる。

生後2ヶ月になるぐらいのとき、なぜかお隣の自転車のカゴに入れられていました。
可愛くて可愛くて…うちの子に。
大きくなっても母が大好きで、冬の寒い日には母にべったりでした。
大きくなっても甘えん坊で、弱いくせに喧嘩っぱやくて、よそ猫にやられては凹んで寝込んだり(笑
頭以外の場所を触られるのが嫌いで、背中を触ると噛み付いたりキックされたり。
イラだっているときは誰の手にも負えないような子でした。
約10年。
長いようで短い10年でした。
海は恐らく病気だったのかなと。
最期にご飯を食べにきたときも、あまり食べなかったようでした。
心配かけまいと、最期まで強気でいたのかな？
いろいろ考えると心が痛くなります。
言ってくれれば…なんて、人間本位で考えてしまいますが、少しでも弱い部分を見せてくれてたら、今頃は違ったのかな？
私達がサインを見逃したのかな？と、後悔してしまいます。

母が仕事の為、火葬車にきてもらい、18時頃から自宅にて火葬をしてもらいます。
埋葬については、これから考えようと思います。

海ちん、安らかに眠って、虹の橋でポチやミルキーやマウと仲良くなれてたらいいな。