お気に入りの雑貨を 見つけました。

アロマポット アリス姫さんも買われました。おそろです(^^)
何とも言えない表情に 惚れちゃいました。
そして、この猫の物語が・・・・長いので興味のない方はスルーして下さい!
「どうぶつのこゝろ図鑑」(角川書店)より抜粋
「おまえも同じ猫なら、ドラえもんみたく便利な道具が出せたらいいのにな~」
って主人が言うから。
ゴミ捨て場から、役に立ちそうな道具をいっぱいもってきてやったのに。
どれも使えないなんて主人は言う。
これだから困るんだよ。いいかい、道具を見つけたら、後は使う人の
イマジネーションの問題なんだぜ?
「おまえも、あのHELLO!キティみたいに女子供に人気だったらな。
それをキッカケにナンパできるのに」って主人が言うから。
となりの小学校の運動場にあった消石灰の粉を体に塗ったくって耳には
ハエ取り用の赤いリボン、鼻にはタンポポの花粉でフル装備
口は無表情をきめこんで始終閉じてたってのにさ。
ご希望の女子供は、汚い猫だって逃げていったよ。
まったく、これ以上寸分違わぬキティぶりなんて、どうやってやったらよかったんだ?
あ、雌猫のふりをすればよかったのかい?
<途中文が長い為 割愛>
「おまえも同じ猫なら、100万回生きたりするのかい?」って主人が言うから。
角のたばこ屋のさ、、町内会一荒くれ者の黒猫に喧嘩ふっかけてさ、
アスファルトに血の花でも咲かせてさ、一度死んでみようとしたんだよ。
でも、ごめん。
これは、さすがに真似出来なかった。
意気地なしだよ。だって、また生き返られる自信だけは沸いてこなかったんだもの。
死にそうなくらい、尻としっぽを噛まれたんだけどね。
それで、ホウホウノテイで帰ってきた僕に、主人はエリザベスカラーとかって
傷の保護具をつけやがった。視界は狭まるし、頭は重いし、獲物は捕まえらんないし
まったく邪魔くさいったらありゃしない代物さ。
僕は一声にゃーと、聞いてみた。
「今日は、どんな有名な猫の真似なんだい?」
「ほうら、かわいい。猫ってのは、顔がツリ目で偉そうに見える分、こんな風に
哀れな時の姿が一番、可愛く見えるもんだよな」
主人のやつ、やっと褒めてくれたんだ。
だから僕、傷が治ってもこの邪魔くさい輪っかを外させなかったのさ。
すると、「エリザベスカラーをつけたがる変な猫」ってんで、ここらじゃちょっと
した有名猫になった。こうして僕は、晴れて個性派ネコと呼ばれ、コピーキャットから
卒業したってなもんなのさ。
この物語を読んで 益々キュンでした(^v^)

「あたちは、絶対カラーはごめんだね」

アリス姫さんに頂いた 手作りクッキー&ポストカード
お財布は 以前に頂きました(超お気に入り)
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