「ネコちゃんも安心！ ヘビ印のひんやりマットボックス！」
の開発を進めてきたわけですが。
ペットベッドに使われている安いウレタン(恐らく)では断熱効果が高すぎるようで、どうもイマイチ冷えてくれません。
なんか他にいいものねぇかな～～～～～と訪れたホームセンターで、こんなものを発見しました。
地元じゃおなじみのナフコさんが開発したものらしいのですが。
これって要するに、オリンピックの時にちらっと話題になったエアウィーヴ素材を使ったものかと思われます。
なんのことかピンと来ない方は、グーグルで「ヘチマ 繊維」と画像検索してみてください。クッションの中に入ってる素材は、こんな感じの繊維だと思われます。
と、いうことは。
アルミのように直接肌に触れるでもなく、ウレタンマットのように断熱と保温をされた状態で邪魔されるわけでもなく、繊維の間にある空気層が冷却される穏やかな熱交換で、程よいひんやりが得られるはず……こいつは……買いだ！
ビビッと直感が働いて、あとはトイレ砂を買いだめしたり、水やり用の器を新調したり。精算済ませて家に帰って、早速マットをチェックします。
ナフコブランドになってますが、似たような製品が多分どっかからも出てるはずｗ
蛍光灯の光が透けて見えることからも、よくあるスポンジ系素材を使用したマットではなく、ヘチマのような繊維素材を使用したものだと分かります。
いつものように大雑把に設置して、さあ稼働です！ 乗れ！ お前ら乗ってくれーーーー！ 墨虎ァァァァァそれは囓るものじゃないィィィィィィィ違うんだァァァァァァァァ！！！！！！！！！
ケッ。
どーせアレだよ。
猫なんてよんでもこないし、言葉なんてわかるわけねーし。
可愛くじゃれてくる時なんて、腹が減ってるからに決まってるんだ。
別に、別に俺のことを信用してるからとか、俺のことが好きだからとか、そんなんじゃないんだ……。
風呂に入ってビール飲みたくなってコンビニ行ってビール買って帰宅。
とぼとぼと階段を上がって、せっかく作ったひんやりボックスなのに……と目を向けると……。
立った！ クララが立ったよペーター！！！
当たり前のようにくつろぐスミノギ兄妹を発見！！！
慌てて撮影しつつマットに手を触れて確かめてみると、日陰の地面のような、程々にひんやりした感触が伝わってきます。
この時ボックスの中身は凍らせた１Ｌペットボトル２本だったのですが、温度的にはどうやら問題ないようです。
発泡スチロールの断熱効果で、気温３１℃であれば1L保冷剤１個でも約１２時間ほど冷却効果が持続することは今日確認できたので、この先どんどん暑くなっても、１Lの保冷剤(ペットボトルでもOK)を２個使えば目標時間１２時間をクリアできるはず。
多頭飼いとなると箱の大きさや保冷剤の数がえらいことになるのでまだまだ工夫が必要ですが、３匹くらいまでなら、アルミプレートをＬサイズにして冷却材２つのままで何とか対処できるかな？ ちょっと狭いかな？
自分が子猫２匹しか飼っていないのでその辺りの実感がちょっとわかりませんが、これだったらエアコンがなくても猫が自由意志で涼をとれるはずです。
個体によりマットの好みがあるでしょうからそこだけはなんとも言えませんが、繊維系クッションを使ったマット、オススメです。
で、大雑把な予算ですが。
保冷剤＠３５０円
ペット用アルミ板40cm程度＠９８０円
発泡箱＠３５０円
養生テープ＠３００円
布ガムテ＠４００円
ソリッドマット＠９８０円
合計で３４００円程度です。うーんこれだったら、保冷剤を入れるタイプのクールマットを買ったほうが安いのか？
でもでも！
１２時間という持続時間は既成品のマットより安定しているはず！
このへんは好みだったり部屋の状況によったり自作好きという趣味だったりで色々な考え方があるのでしょうが、どんな猛暑が来ようとも、350mlのペットボトルで保冷剤を追加できる強みはちょっとした安心です。
手をかけるのが嫌いでないなら、この夏は自作にチャレンジ！！
「ネコちゃんも安心！ ヘビ印のひんやりマットボックス！」
お値段は貴方の愛情で！
ぺったん したユーザ
ぺったん
最近のコメント