その年は珍しく何処の知り合いにも仔猫が生まれず、最初の子は使えるコネを全て使って職場の同僚の親の友人という全く初対面の方に譲って頂きました。
その方の家はいわゆる猫屋敷で、20匹+犬1匹のの大所帯でした。
勧められた3兄弟の内、スッと寄って来た雌を1匹頂くことに。
それが彼女、富(トミ)です。

大きな持病は無いものの、お世辞にも健康体とは言えない状態がかなり長く続きます。
特に猫風邪はしつこく、目ヤニに涙、ズルズル鼻水を拭った腕もガビガビ。
後に迎える2匹と比較するにつけ、小さい頃の栄養の大切さがひしひしと感じられます。

4ヶ月の壁を越えた頃、優れなかった体調もようやく回復の兆しが見え始めました。
よく食べ、よく遊び、よく寝て。腕白でもいい、逞しく育ってほしい。

ちなみに鼠を捕ったことはまだ一度も無いらしい。
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