
今日は猫と犬のことについてです。
私は完全なる犬派でした。
猫は…まぁ、普通でした。
呼んでもこなさそうですし、爪も痛そうで、子供のころは少し怖かった印象を覚えています。
その点、犬は生まれたときから家で飼っていましたから、慣れているというか、呼んだらくるし、お手もお座りも、待てもできるので、大好きでした。
牙も本気で噛むことはないので、安心しています。
私の猫と犬の印象といいますか、偏見はこんなものでした。
しかし、実際に先日拾った子猫を育て、猫の賢さに驚く日々です。
トイレは本能で綺麗にするにしても、人のふり見てわがふり直せができるとは思いませんでした。
といいますのも、オスであるネロが、仏壇の裏に入り怒られているメスのエルをみてから、絶対に仏壇の裏に入らないのです。
2人でじゃれていて、エルが仏壇に入っても、ネロはその前で急ブレーキ。手前の座布団の上にすわり、エルをじっとみつめ、出てこないと知るや否や、私の方へきてにゃーにゃー鳴きます。
私に仏壇に隠れたエルを知らせるためなのか、はたまた、エルをおびき寄せすために餌をちらつかせて、ついでに自分ももわえることをわかっているのか、実に賢いでのす。
それに、呼んだら来ますし、ネットで見れば、お座りやお手をする猫もいるという事で、犬と変わらずに賢いのだと考えを改めました。
そして、犬との関係ですが、日々良好に進んでいるようです。
朝の事です、猫が犬にスリスリしていました。犬は初めての事に硬直していましたが。
体を一周スリスリして顔の付近に行き、犬と目があったところで、猫は飛び上って逃げ出しました。
どうやら寝ぼけていたようです。
私も何が起こったのかわからず、跳んで逃げた猫を呆然と見ていました。
意外におっちょこちょいのようで、よく笑わせてくださいます。
二匹で夢中になって遊んでいても、物陰に隠れ、ここだと飛び出した先に、偶然犬が走ってきて、正面衝突し、驚いて飛んで逃げることも稀ではありません。

しかし、多少の威嚇はしても、爪を立てて猫パンチするのではなく、爪を隠し、おそるおそるタシッ…タシッ…とスローな猫パンチをするので、もう少し時間をかければ、お互い分かり合えるのではと、ほほえましく見守っています。
次に鯉との関係ですが。猫は本当に魚が気になるのですね。
池のふちにへばりついて、ジッと狙っています。
小さい鯉が近づくと手さえ入れ、水に驚き跳び逃げる具合ですが、何度も挑戦しそうな勢いです。
捕まらないと思いますが、心配なので、いつも見守ってなければなりませんね。
せめて鯉が大きくなるまでは。

徐々にほかの動物たちとも仲良くなる子猫たちに、笑いやハラハラがとまりません。
暫くはこうして、人間が間に入らない、当人たちの接触を見守っていこうと思います。
最近のコメント