子猫たちの体重もどんどん増えていきます。
ただいまネロくん2キロ、エルちゃん1.8キロです。
二匹は夜以外はリビングで遊んでいます。寝るときは子供部屋だった部屋で私と寝ています。
回虫のことから、夜にうんちをしてまうと健康確認できないので、もう一回のお薬を飲んで検便するまで、夜だけケージで寝ています。
もちろんお昼寝はケージではなく好きな所でぽかぽか寝れるようにしています。家族がトイレも見てくれていますから。
さて、私もお盆休みだったわけですが、暇な時間は猫たちと遊んだり、一緒に昼寝をしました。
初めはそこらへんで寝ていた子猫も、私が寝るといつの間にか集まってくるようで、足の間や、顔、腕、懐、様々な所にくっついて寝ています。
暑苦しいと思って起きると、子猫たち+犬たちもくっついて寝ています。
なんとまぁ…と思いつつも、窓をあけ、涼しくしてもう一度みんなと寝ていた私です。
そして今日はちょっと出来事があったので、そのお話をします。
知り合いから、猫が欲しいとお話がありました。
前に里親を探していましたから、その話を知っている方からです。
家族にすると決めてからは、しっかり情も根付き、猫を差し上げる気はないと申しましたが、何故いきなり欲しくなったのか理由を聞きました。
その方の家では飼い猫は外に良く遊びに行く、所謂外猫で、そのよしみで、近所の野良猫か飼い猫かわからない猫にも、ご飯を上げ、確認できる限りでも16匹ほどに餌をあげていたそうです。
しかし、何十匹も外でご飯を求めうろついていれば、発情期の季節には、鳴き声も気性も荒くなり、トイレも近所の庭や至る所にしていたそうです。
近所からは苦情が、町からも何度かお話があったようで…。
それでも与え続けていた今日、突然、至る所で猫たちが謎の死を遂げたそうです。
何十匹かいた猫も今では3匹しか生き残っておらず、このままでは寂しいので欲しいと言う事でした。
なぜ、猫たちが謎の死を遂げたのでしょう、それも一斉にです。
最近近所の人が草叢に除草剤を撒いたようで、そのせいで猫が…と仰っておりました。
除草剤も確かに危険な毒ですが、除草剤は毎年まいていたりもするので、私が思うにですが、
本当にこれは私の憶測であり、真実はわかりませんし、その方も真実を追求したいという気も取られなかったので、本当に私の勝手な考えです。
だれか、毒餌でも撒いたのではと、思ってしまったのです。
近所からの苦情が何度もあったと聞いて、そう考えてしまったのかもしれませんが…。
ともかく、至る所で猫が亡くなったそうです。
そのことにも私は驚きと悲しみでいっぱいでしたが、仮に、除草剤で猫が死んでしまったとして、それでもまた猫が欲しいと言うそのことが一番ショックでした。
また、飼うんですか…?、と二度ほど聞いてしまいました。
今度は家の中で飼うという事かと思いきや、そういう気配もありません。
これでは、言葉は悪いかもしれませんが…。死なせにあげるようなものだ。と思ってしまいました。
私なら、もう飼いません…。さらに被害が増えるだけのような気がするからです…。今生きているのだけでも、急いで室内猫にして健康管理します。
私はあなたに猫を差し上げることは絶対にありませんと再度お断りしました。
この事もあり、外猫、家猫の決心がつきました。家族は守りたいです。
外を眺められる窓縁には猫が寝れる枠があるので、そこでぽかぽかしてください、と室内飼いを決心しました。
前回から言っていますが、私の家は代々犬を飼っています。いいえ、犬は家族です。
私も自分の犬が欲しいと強請って、世話をするならと、子犬を飼ってもらったことがあります。
子犬の世話はとても刺激的で楽しかった反面、躾けは難しく、じゃれつかれ噛まれ、痛くて泣いたことがあります。
子犬ですからじゃれている延長です、実際私が本当に泣いてしまって、子犬ながら焦ったような、申し訳ないような顔をしていたように思います。
「もう嫌だ!」と親に泣きつきましたが、親は「それが動物におまんま(ご飯)食わせてくってこと。同じ痛みを伴ってでも飼うのが動物なんだよ、あんたが言いだしっぺで、この子の親なんだから頑張りな」と言われました。
ご飯を食べさせていく事。飼うではなく、ご飯と言ったところを今の私は考えます。
確かに野良猫は可哀想ですが、ご飯を与えるだけと言う安易な考えは駄目だと思いました。
ご飯だけでも、ご飯をあげる責任が伴うのです。
それはその後に親が言った。同じ痛みを伴う責任です。
餌付けした猫が除草剤の毒を摂取して死んだなら、あなたも除草剤を摂取する覚悟があるかどうかだと、私は思うのです。
だからと言って実際飲めといっているのではなく、そのくらいの覚悟と責任を持ってくださいと言う事です。
人には誰しも過ちがありますが、それはできる事なら学んで次に生かして欲しい。
何匹も外で飼って死んでいるなら、もう外に出さないのが当たり前です。私はそう思います。
緑豊かで、外敵もいない、毒になるものもない、そう自信を持って言える地域ならいざ知らず、近所の苦情もあり、除草剤だか何だかで死んでしまって、なおも飼うと言うのは、私はショックでなりません。
そう言う方に預けるために命を拾ったのでは、私が悪人ではありませんか。
これはあくまで私の気持ちです。
ですから、地域に愛されている猫ならどうかもわかりませんので、一概には言えないところもあるかもしれませんが、考えさせられたのです。
身近での出来事だったので、こうして書かせていただきました。
動物に関する事柄は難しいですね。本当に。
私の家は動物大好き家族でしたから、なんだか動物に関しては切りなく考えることが多いです。
私が小さいころ、よく犬と喧嘩しました。やんちゃだったので、取っ組み合いの喧嘩から、本当に人間の兄妹同士のような喧嘩もしました。
兄妹であるように「犬(お兄ちゃん)なんか大嫌い!家から出てってよ!」と言った事すらあります。
兄妹ならば親は平等に見ることも時にはあるでしょうし、兄妹だと感じても、相手は犬です。親は人間の私を助けてくれると思ったのです。しかし親は、けして私の肩を持つことはありませんでした。
いつでも、犬の肩を持ち、「家から出るならお前が出て行きなさい」とさえ言ったのです。
私はもちろん泣きました。小学5年生ほどです。
泣いて部屋に引きこもりました。
ひとしきり泣いて落ち着いた後、親は「犬を外にだして、誰を頼るのか考えなさい。人間は痛い、寒い、お腹が空いたと言えるけど、動物はどうやってそれを伝えられるのか…そういうことを考えなさい」と、喧嘩した事よりも、私が「家から出て行け」と言った事に対し、怒っていました。
その時は反抗的になっていたので、さらに意固地になりましたが、今考えると本当にそうだと思えます。私たち人間は言葉で助けをもとめられますし、保護してもらえます。しかし犬や猫はどうでしょう。どうやって助けを求めるのか。今はその言葉を深く理解できます。
暫く喧嘩が続きましたが、いつしか犬の方からおもちゃを持ってきて、遊んで、と言ってきたりしたので、いつの間にか仲直りしました。
そんな家だから、世間の動物の実情に、皆が命を大切にしたらいいのにと、甘く考えてしまうのかもしれません。
答えはシンプルなのに、その答えを出せるまでの問題が、動物に関しては難しいのでしょうね。
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