一言で書けば「安定」。
ただし、低空飛行を続けてるようなもので、
特別悪くなることもなければ、
特別良く感じることもない。
アカンかな?って思ってから
2ヶ月経過した抗がん剤治療。
意識したくはないんだけど、やっぱしQOLって考えなきゃいけない。
ので、当初の計画の半分程度の投薬にしています。

↑今日、発病後はじめて添い寝してました
キムンに当てはまることは、ほとんどの猫には当てはまりません。
意外にも繊細な猫だったということでしょう。
通常の抗がん剤治療ではみられない、
人間に似た「食欲不振」「脱毛」「吐き気」などの症状が、
少なからず出ているものと思われます。
抗がん剤は、増加細胞のみを狙って阻害するたぐいの薬です。
ので、日常活動している(細胞分裂する)消化器系や、毛の新規造成機能に
障害を与えます。
もともと小食だったものが、更に食が細くなり、
更に背中の毛が薄くなったキムンを見ていて、
心が折れそうになることもしばしばあります。
(彼の場合、ストレスによる理由も大きいかもしれません)
今日、久々にキムンが私の脇のあたりで添い寝してました。
口の大きなキムンの横顔はいつも、
にんまり笑っているように見えます。
以前は、痩せてはいてもふわふわした毛が自慢(?)で、
「くそぅ、こんなに膨らみやがって!」と、
私はよく話していたのですが、
今はアンダーコートが少なくなり、とても貧弱になりました。
その身体を撫でながら、
どうして私は、彼の困難を少しでも引き受けることができないんだろう?
なって無茶なことを考えたりします。
やれるだけのことはやってあげたい、けど
その一番根っこのところだけは、ダメなんだな。。。
私も君に、薬を飲ませることは上手になった。
6粒あっても、今じゃ1分以内だよ。
けど、ホントに大事なことはそんなんじゃない。
ホンの半年ほど前の、
にゃ~にゃ~鳴く君に
「うるさいよ、このバカ黒豹!」って言って憎まれ口叩いてたあの頃の、
平穏無事な生活。
タイムマシンがあればな・・・
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