台風の影響もあるのだろうか。うちのニャンズも ちょいだれ気味です。
September= 秋のイメージだったのに・・・
秋→実りの季節→十五夜お月さん・・・秋祭り 無理やりのフリですが・・・
私の田舎では、無病息災と五穀豊穣を願う お祭りがあります。
300年以上伝わる奇祭で 若者が扮する鬼と小学生以下の子供達とで
各家を回り もぐらを追い払うと言う行事です。
昔は 子供達中心のお祭りで 夏休みの間中 村のお地蔵さんを祭っている
祠で 準備をしておりました。 残念ながら、私の小さい時は男の子達だけで
行う行事だった為 女の子は×(><)今では 少子化の為 村以外の子供達も参加しております。
鬼「めごすり」と呼ばれ 青年男子が 大きな藁の綱を上半身に巻き
かすりのもんぺを穿いて めちゃくちゃ恐い赤や青の鬼の面を被るのです。
鬼「めごすり」は、一言も喋ってはいけない決まりになっています。
この日ばかりは 無礼講が許され 出会った人から10円以上のお金、お菓子、お酒などをせびるのです。
午後7時 祠より 笛の音が鳴り響き 一斉に鬼と子供達が走りながら出て来ます。
私達も 笛の音が 聞こえるとドキドキしながら 友達と十円玉をいっぱい持って 外へと出ていくのでした。
鬼と子供達は 各家の庭を「もぐらも~ちゃ どんとこせ やっこめ(焼米)~をくれんかの」と
囃しながら 藁で作った棒で地面を叩き もぐらを追い払うのです。
小さい子供も一生懸命 大きな声で囃し 最後の方では「もぐら~~~ やっこめ~~~」と
略しながら 叫ぶ状態になって それも可愛いく微笑ましい状況でした。
全部の家を回り終えたら 村の中心の道路で 村の上方、下方に分かれ
綱引きをします。鬼は 時々弱い方を加勢したり 気が向かなかったら 綱を離したりと
時に笑いをとったりで かなり盛り上がります。
毎年、テレビ撮影もあり 村中が活気に溢れる1日です。
大分以前ですが「所さんの笑ってこらえて」にも放送されました。
小さな村の中を 歩きながら いつ鬼が出て来るか ドキドキしながら
鬼に出会うと 「ウギャーッ!」とビックリして 喜んでいるのか 恐がっているのか
訳が分らない感じで 逃げ回っていました。
現在のテレビ・・・「逃走中」みたいな感じでしょうか。
鬼は子供の味方で 皆から貰ったお金とお菓子は 祭りで頑張った子供達に
全部振り分けられます。
ついつい 懐かしく思い 長文になってしまいました。ニャン話でなく
失礼致しました。田舎に帰りたくなってしまった~~~。<終わり>

こちらは、ルイの「お尻叩いて~」ポーズ(^m^)
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