そんなこと、なるしゃんには関係なかった。
「じ=======!」と見つめて玄関に移動。
これ、散歩したい催促。
管理人「なるしゃん、行くの?」
散歩に行くことにした。
これから、何が待ち受けているのか、知るよしもなかった。
いつものように、黒タンロードをテクテクあるいて、
梅の木の所で敷地内に入る。
そこは、なるしゃんにとってパラダイス。
いろんな小生物が動いている。
今日もそこで何かを見つけた模様。
管理人「コオロギか?トカゲか?」
そう思いながら、先に進もうとした管理人の目の前に!
管理人「!!!!!!!!」
うわああああああああああああああああああああああああああああああ!

でか、デカ過ぎる。管理人のぶっとい薬指くらいある。
たぶん、アゲハチョウの幼虫。
管理人「なるしゃん!なるしゃん!って!」
なるしゃんはちっとも構わない。
自分の獲物に夢中。

まだ、子どものトカゲ。
管理人『可哀想に、弄ばれて死んじゃう。』
それでも、なるしゃんに幼虫を見せたくて必死で誘う管理人。
とうとう、なるしゃんはトカゲを口にくわえたまま幼虫の所に来た。
動かない幼虫。死んだふり。
管理人が棒でチョイチョイしていると、ぴゅるん!と動く。
管理人『よしよし、生きているな。飛びかからない程度に見せよう!』
と、なるしゃんの方を向くと、何やら・・・・・
管理人「もぐもぐ・・・・・?」
なるしゃん、
“ 実 食 ”
管理人「ぎゃああああああああああああああああああ!食べるな!」

モグモグしたなるとの口を強引にこじ開けた管理人であったが
管理人「ない!ない!ない・・・・」
飲み込まれていた・・・。
吐きだしてくれるように、お腹を持ち上げてみたものの
勿体ない精神のなるしゃんは吐き出す様子がない。
管理人「なるしゃんのばか!ああ、生もの食べちゃったよ~~~。
しかも、トカゲだよ~~~~!
虫が湧いたらどうするんだよ~~~~(悲) 」
もう、あとには戻れなかった。
その後・・・・、なるしゃんはいつも通りピンピンしていた。
トカゲの親戚・やもりさん、ごめんなさい。
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