一番姐さん格のダリたん 1歳5ヶ月 ♀
二番姐さん格のブナたん 4ヶ月 ♀
そして保護した蕗改めおはぎ 2ヶ月 ♀
トドメの保護猫クヌギ 1ヶ月 ♂
このクヌギ。
中々のエピソードを引っさげて我が家に保護されることになりました。
とりあえず今のところは『預かりネコ』さんです。

そんなエピソードとは…
------
先々週の明日から3連休と言う金曜日の夜
仕事から帰って来たカモちんと夜の散歩へと出掛けた。
夜も9時近い近所のT字路に子猫を抱いた女の子が独り
そして後から同級生の女の子がまたひとり…
その胸に抱かれた小さな命に、初めは気づかず通り過ぎた。
少し過ぎた時に気になって振り返ると胸には茶トラ白のハチワレちゃん。
思わずカモちんと気になって引き返して子猫を見た。
とっても小さなカワイイ子
しかし女の子の様子が変でした。
話しを聞いてみると、子猫を抱いた女の子が1週間前に保護したらしいのです。
そして友人が里親になるというので今日連れてきたと。
しかし、実際お宅に届けたらお母さんが大反対し更に猫を連れてきたことを怒っている。
きっと飼うのはもぅ無理と…
今日猫を届けたついでにその友人チにお泊りの予定で来たのだと。
しかし、お母さんが怒っていて泊まるどころか家にも入れないという。
------
そんな話を聞かされては、気になってしょうがない。
だけどいま我が家には、ウチで飼うことも難しいと、やっと里親も決まったばかりの猫風邪加療中のおはぎが(蕗)…
後ろ髪をながぁーく引かれつつ、とりあえずその場を去り散歩の続きを…
でもお互い出てくる言葉は「あの子、あの子猫どーするつもりだろ?」何度も戻ろうと思ったけどなんとか踏ん張り後ろを振り返えらないように。。
そして散歩の帰路。『まだあの場所にいたらやだなぁ』と思いつつ帰ると…
いませんでした。
ホッとその場を通過しようとしたその時、ふと右を見ると…いるではありませんか…orz
少し場所を移動しただけで、やっぱり居るのです。
最初の遭遇から1時間は経っていたと思います。
今度は立ち止まらず、軽く手を振り家に帰ったのです。
でもやっぱりやっぱりやっぱり気になって23時を過ぎた頃に、カモちんだけでまたその場所へ。
やっぱり状況は変わらず…居るのです。
よくよく話を聞いていると「元居た場所に戻すしかない」と苦悶の表情
そして、その子猫の身体には蚤がついてるようなのです。
身体をよく見てみると…
いました。蚤
まぁ、今晩は浴室にお泊りいただいて明日の朝早速レボリューションだな。
と女の子に話して聞かせ子猫を預かることに…
子猫の今後を話し合うためにメルアド交換をし、そして女の子を家に帰しました。
そのはずでした。
ところが友人宅に泊ると言って出てきた彼女の家には母親も外出しているらしく家にはおらず
電話にも出ず、合い鍵ももってない。
とメールが。。。orz
子猫とともに女の子まで保護することになっちゃいました。
その晩は女の子がなぜ子猫を保護しているのかや、将来は保護団体で働きたいと思っているなどの思いを聞かせてもらったりして夜は更けていきました。
本来なら児童相談所に相談ものでしょうが、身体や顔に虐待の後があるわけでもなく…
ただ少しネグレクト傾向なのかなぁ?と心配しつつ翌日、お家に帰す前に一緒に動物病院へ行き、検診などを一緒に体験してもらい、保護するにはそれなりの費用や労力もいるのだから自分でできないことはしちゃいけないし、今回のように一度人の手を味わった子猫を元の場所に置いてくるなんてことしちゃイケナイってこと。
働いて稼げるようになってから保護活動をしても遅くないこと。
助けたいという気持ちだけでは、今後逆に不幸にする子猫も増えるんだということを懇々と伝えてお家に帰しました。

その後、この女の子とは子猫の近況報告などメールでやりとりしながら、子猫は加療のため預かって保護しています。
実はこの子猫、培養してみて判ったことなんですが…真菌性の皮膚病でした。
なので抗真菌塗り薬と3~4日に一度抗真菌シャンプーをしています。

もちろん、こういったこともあるだろうと踏まえ、隔離にて保護していたので、他のニャンズたちに今のところ被害は出ていません。
------
まぁ~今回のことで、世の中変わってるんだなぁと感じました。
昔だったら泊りに行くお家に母親が電話一本「娘が泊りますがよろしくお願いしますぅ」なんてのがフツーだと思ってましたが、今の世の中娘が友人宅に泊りに行っても連絡がつかない母親もいるのだと驚いています。
我が家は結婚するまで友人宅だろうがお泊りで遊びに行くなんてあり得ない家庭で育ったので今の世の中こういうものなのかなぁ~と思ったり。。
最近のコメント