あずき大大脱走

2013年11月14日(木) 884 / 0

投稿に時間が空いてしましました。
迷子を捜していらっしゃる皆様に、こんな例もありますということを丁寧に書きます。

…

うなだれ、泣き崩れる私。
「泣いててもあいつは自分で帰ってこれない。できることをやろう」という夫にはげまされ、チラシ作りを開始。
遠くに行く前に付近の方にうちからあずきがいなくなったことを認知してもらうためだ。
「時間が勝負、あなたプロでしょう？アイキャッチがいいのさっと作れるでしょう？」（私はもともとGデザイナーなので。そして夫は上司だったので）

猫の顔なんて、飼い主じゃない限り見分けはつかない。
チラシを作るときのポイントは「可愛い顔」ではなく、本猫の特徴を捉えたものにするべきと打ち合わせをし写真を選択する。

一般的にそんなに猫好きじゃない人はぱっと見の猫の特徴をどのように捉えるか、数秒で個体差を見分けるとしたら…

「体毛の色としっぽ」だ。

あずきのしっぽがはっきり写っている写真を選ぶ。
あとは体毛の色がはっきりわかるもの。（加工してないもの）

体の特徴もわかりやすい言葉で記す。

早速印刷しマンションエントランスエレベーターホールと貼る。
同じものを１Fの住民の皆さんに手渡しで配る。
間違えでもいい、どんな情報でもいい、エアコン室外機の後ろなどに隠れていることもあるので、もしよければ気にかけてくださいませんか？と。声をかけながら。

そうこうしているうちに日が暮れた。
毎日17時には「おなかすいたよ、今日のご飯はなあに？」と足元に催促に来ていたあずき。

きっと大丈夫。

そう信じた。

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