ここで3匹を整理しますと、、。
◯父・・・フサ
2年程前から我家の庭に来ていました。警戒心はあり私達が近寄っても逃げていました。
当初は他の飼猫だと思っておりました。というのは、ある日に包帯かテーピングの様な物で体をぐるぐる巻にされており、毛長の猫なのでどこかに引っ掛けてケガをしたのだろう、飼い主さんが手当をしたのだろうと、、。
ところが、その後も我家に頻繁に来るようになりました。ほぼ毎日。
空腹を察した妻が餌をあげだしました。
以前にも外猫(野良猫)が数匹別々に来ていましたが、その時はこのフサだけだったと思います。
毎日、毎時の様に我家に来るのでこれはもしかしたら野良猫なのかと思い出した頃、背中から脇腹にかけて長毛が団子状になっているのを発見しました。その団子状の根元(皮膚)にはスリキズの樣なものがあり、少々タダレてもいるようでした。
これはちょっと可愛そうだと思い、距離は近くになってはいたのですが接触は不可能だったので餌を食べているスキを狙って、団子状の毛を切り落とす作戦を行いました。数日かかったのですが、なんとか無事に団子毛を切り落とすことが出来ました。
そのお陰かフサとの距離が近づき、体を触ってもなんとも無くなりました。それどころかフサから近寄ってくるようになり、さらには家に入りたい素振りを見せるまでになりました。
我家には4匹(その当時は3匹)の先住猫がおり、これ以上増やすのは難しいと思っていたので外猫としての触れ合いのみでした。
ある日、フサの耳後ろ部に切り傷というか削られ傷の様な物がありました。外猫なので他猫との縄張り争い等でケンカするというのは想像できるのですが、猫同士のケンカでは傷が大きすぎます。
私達も不思議に思っていたのですが、とある日の夜に新しい外猫が我家の餌を食べているのを思い出しました。それは猫ではなくイタチかハクビシンだったのです、、、。我家の庭では猫意外見たことがなかったので当たり前の様に猫だと思っていたのですが、よーっくみると体が細長く、頭も長く、これは猫ではないなと、、。地元の人に質問したところイタチやハクビシンは出るとの事でした。私も通勤の途中でタヌキやタヌキ以外の動物(その時はイタチとは思わなかった)が車に引かれているのに遭遇した事がありました。
私達は確信しました。これはイタチかハクビシンにやられた跡だなと。可哀想だったのですが、手当の方法も無く、自然治癒に任せようと暖かく見守っていました。少々良くなりカサブタ化はするものも、翌日には剥がれてただれているというのを繰り返してました。
ところがある日を境にフサの傷が良化していきました。
そのある日とは、我家で友人たちと外でバーベキューを行った日です。ウッドデッキで皆さんと食事をしていたのですが、そこにフサは我家へようこそと言わんばかりに皆さんに接してきたのです。皆さんは我家には頻繁に来てくれる友人なのでフサの存在は知っていたのですが、あくまで外猫で我家で食事をして後は自由な外猫生活している猫ぐらいの理解だったと思います。その一見人には懐きそうもない外猫が皆さんの膝上に乗ったり、テーブルの上下を闊歩したりしてい友人達も驚いておりました。猫を飼っている友人もおりましたので、撫でたり抱いたりして触れ合ってくれました。
そこでフサは何かを感じたのでしょうか?その日を境に耳後ろの傷が小さくなっていったのです。それから数日で傷口が塞がり再発する事がなくなったのです。
☆長くなってしまったので続きは明日にします。
写真は別の日(10月初頭)にバーベキューをした時のフサです。
友人は猫好きではありません。

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