どんつぁんだけは外に出しても心配なく、毎朝8時30分ごろ外に出て家の周りを一周パトロールして家の中に入ってきます。
時々忘れられてじっと外で待っていることがあります。忘れたことさえ忘れられても大丈夫。茶々と志づが影絵遊びをして破いた窓の外部から中を伺い、ガラスをトントンして合図します。
まめおさんからどんつぁんの扱いが雑といわれてしまったので今日はしみじみとどんつぁんとお話をしたいと思います。
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どんつぁん
キミは2匹の食べ盛りの茶トラの男の子をひき連れて、母猫を装い我家の前で声が枯れるまで鳴き続け救いを懇願していましたね。
かわいそうにと食べ残しのホッケの皮をあげたら、「ふぉんふぉん」と歓喜の声を上げ3匹でおいしそうに食べていました。キミの目に光るものが見え、涙を流しているように見えました。
「これから雪が降るのに....」
茶トラ兄弟がかわいかったのでついでにキミも家の子になりました。
でもキミは茶トラ兄弟の母親ではなく、しかもおっさん猫みたい...キミがオスだろがメスだろうがどうでもいいです。興味ないです。
目に光っていた涙も体質の涙目で、乾いた涙は目ヤニとなりいつもキミの両目にくっ付いていますね。
ストーブの前でふんずりかえっているキミを見て、私は時々思います。キミはどこからやって来たんだろう。元の飼い主さんはどんな人でどういう別れ方をしたんだろう...。
体形の割には細い手足、爪が出たままの指、やわらかい肉球。これはずっとケージにでも入れられ、手足が退化したのかな。走り方もいわゆる欽ちゃん走りですぐには止まれない。
ビンの牛乳を見ると大きな声で鳴くのはキミの元飼い主さんは宅配牛乳で育てたのかな。
テレビドラマのピンポーンにすばやく反応。この辺の一般住宅は鍵をかける習慣がないのであまり使わないピンポン。マンションあたりで飼われていたのかな?
そして車に乗るのが大好き。
家に来たお客さんの車にもいつの間か乗り込み「ねごいだんだげんと。」って何回連れ戻されたか。もしかしてキミは誰かの車に乗り込んで来てこの近辺で降ろされたのでは。元飼い主さんキミがいなくなって心配しなかったのかな。
ここに来てしあわせになったのかな。
これからも下の3匹の女の子面倒みてね。
それからどうせ朝パトロールに出るんだからおしっこは外でいいんだよ。
わざわざ家の中に戻ってしなくてもいいんだよ。

仲良しまなちゃんと。気持ちよく寝ていたのに突然の張り手。

外に出てライオンの遠吠えのように叫びたくなるんだ。

ちゃめろん...またぁ...
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