まかない飯のきっかけ(その３)

2013年12月29日(日) 227 / 0

【高血糖の猫】

朱雀　♂　当時６ヶ月

この子がうちに来た頃、うちではすでに手作りご飯をやってました。
しかし毎日っていうわけでもなく、仕事の繁忙期や作るの面倒な時は手抜きのカリカリだったりしたんです(^_^;)

もし朱雀に出逢わなければ、多分、完全な手作りご飯には辿り着いてなかったでしょう・・・。

野良だった朱雀を保護して１週間ほどは、消化がよくて栄養価の高い缶詰を食べさせてました。

体調も良く、家にも先住猫にも慣れてきたようなので、様子を見つつ、他の子達と同じご飯に切り替えていきました。
ちょうどこの時期は仕事が忙しくて、手抜きのカリカリご飯にすることが多かったんです。

するとすぐに朱雀の様子に変化がみてとれました。

とにかくものすごい食欲！
食べても食べてもすぐにお腹が減ったと訴えます。
野良だったからガツガツしてるのかも・・・と思うには、あまりにも異常すぎる食欲でした。
水のがぶ飲みもありました。

そして１週間後の去勢手術の時の血液検査で高血糖が発覚。

猫の血糖値は通常70～150mg/dlあたりですが、この時の朱雀の血糖値は300を超えてました。

獣医から「猫は興奮すると血糖値が上がることがあるが、それにしても300はちょっと高いので再検査を・・・」と説明を受けましたが、自宅での朱雀の様子に違和感があったことを伝え、
「ちょっと心当たりがあるので、もうしばらく様子を見ます」
と、まず食事の見直しに取りかかりました。

カリカリは中止し、サボり気味だった手作りご飯を本格始動しました。

すると朱雀の異常な食欲と水のがぶ飲みは、びっくりするほどすぐにおさまったのです。

後日、念のために血液検査をしましたが血糖値は正常値でした。

結局、最初の検査で示した高血糖の値が興奮によるものだったのか、食べ物によるものだったのか、今となってはわかりません。

しかし手作りご飯で朱雀が健やかに過ごしているので、これで良かったんじゃないかと思ってます(*^_^*)

気合いを入れて作ってた「手作りご飯」が、日常の「まかない飯」になったのはこの頃からです♪

追伸。
余ったカリカリがもったいなくて(笑)恐る恐る食べさせてみたら、やっぱり異常行動をみせました(*_*)

朱雀にはカリカリは無理みたいです。

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