どこからか子供が「キャー、キャー」と叫びながら我が家の方に近づいてくる声が聞こえ変質者にでも追いかけられているのかと窓から見ると６歳ぐらいの男の子とその後ろをトコトコ歩く子猫ちゃんの姿が・・・。
猫が怖くて逃げてるのかと思ったら「にゃぁ～ん、にゃぁ～ん」と男の子が言いながら歩いてる。
どうやらここまで誘導してきた模様・・・。
玄関の外へ出てみると座り込んだ猫ちゃんを残し反対向きに走り出そうとする男の子・・・。
「この猫どうしたの？」と聞いてみると
「家の裏にいたから」と言い残して走り去ってしまった・・・。
汚れてないし、衰弱もしていないようだけどうちの前の道路の真ん中で座ったまま居眠りを始めるしまつ。
住宅街の行き止まりの私道だけど隣近所の車は１日に何度も出入りするのでこのままではひかれてしまう。
うちで飼うつもりで家の中へ。
ひたすらよく寝る。
時々起きて元気に遊ぶけど１５分程でまた眠る。
とにかく起きてる時間が異常に短い。
お腹が空いているだろうと温めた牛乳をお皿に入れてみましたが
（ごめんなさい当時は牛乳がダメなのを知りませんでした）
反応せず、スポイドで口に入れようとするも吸ってくれず・・・。
起きるたびにミルクを与えようとしましたが一切受け付けず・・・。
次の日まで様子を見ましたがミルクを飲まないのが気ががりなのはもちろんでしたが異常な睡眠が気になり病院に連れて行きました。
実はうちの娘が２歳頃、風邪は治ったはずなのに日に日に元気がなくなり
もう一度病院に行くも異常なしという事で・・。
しかし、さらに元気はどんどんなくなり
時々目を開けるものの眠りっぱなしの状態がひどくなり別の病院で血液検査をして低血糖が判明。
３日間点滴に通い元気になったという事があったのでもしやこの子もそうではないかと気ががりだったのです。
診断はやはり低血糖、少し脱水症状も・・・。
生後４週間、体重３００ｇ。
病院で点滴の処置を受けシリンジでブドウ糖を飲ませてもらい少し元気になりました。
問題は家での授乳。
（ミルクは猫用を用意しました）
もらったシリンジを使い口の横から流し込むようにミルクを入れてやると飲んでくれました。
そして飲みながら「うまい、うまい」としゃべったのです！！
私と一緒にミルクをあげていた娘も「しゃべったー！！！」と思わず叫んでいました。
それ以来「うまい、うまい」と言ってはくれませんが・・・。
過去に経験があったから低血糖だと気づきましたがご近所の
他の方が保護していたら今この世にいなかったのかも。
食の細い子だったので本来なら離乳に入る時期でしたが
通常より１か月以上長くミルクで育て先日１歳になりました。
小顔ちゃんで口元も小さく女の子のような顔立ちです。
骨組みもきゃしゃで手足が長いので一見小柄に見えますが現在体重５．１キロ、胴体が長いです。
肉付きは標準範囲なので大柄の子のようです。
成長がまだ止まってないようなのでまだまだ大きくなりそう。
普段なら絶対に家にいない時間にたまたま私が居て
今でもほとんど鳴かない子があの時たまたま鳴いていて
衰弱して物陰に隠れてしまう前に見つけれたのはうちの子になる運命だったのかな。
ぺったん したユーザ
ぺったん
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