1ヶ月程前に初の発情期を迎えてから、何となく元気も食欲も無くなったような気がしたので、お医者さんへ連れて行きました。
5月5日。
GW中で大概の病院はお休みな中、やっていた中区のBクリニック。
猫専門というので、きっと猫好きな方々がやってらっしゃるのだろうと当初は安心しきっていました。
そこでとりあえず、健康診断をお願いしました。
(詳しい検査内容の説明は無し)
すると、触診・レントゲンでは異常が無かったのですが血液検査の数値的に腎臓を患っている、1週間入院をして点滴をして再度数値が下がったかどうか検査する流れになる。
費用的には10万以上かかると。
通いでも一回あたり五千円かかるとの、突然の告知。
でも見た目元気なので球形吸着炭素という、食べたものの中に含まれる腎臓に悪い物質を大便と共に出すお薬を飲ませて様子を見ましょうと処方されました(お会計明細を見たところ、説明もなく高額なフルコース検査内容。頼みもしないのに高価な腎臓ケアフードも処方に含まれており、占めて2万5千円程。でも自分で猫を病院に連れて行ったのは初めてでしたし、こんなものなのかなとその時は思いました。)
しかしお薬を与えていましたところ、徐々に食欲も便通も無くなり、両親の紹介で東区のM動物病院へ連れていきました(以前、H動物園の獣医をしていた動物博士)。
血液検査の数値的に高かったとはいえ、触診やレントゲンでは異常が無いという事で、急性の腎炎だろうという診断を受け注射と炎症を抑え尿を出やすくするお薬をいただきました。
その際念のためお医者さんにBクリニックでいただいたお薬をみていただいたところ、
M先生「・・・これかなり高級な薬だよ・・・?高かったでしょう(- -;)」
下痢をしていないにもかかわらず一週間飲ませていたせいで便秘になるどころか小便として出るべく水分を取られてしまい、脱水が進んだという事です。
ちなみに寿利の尿は当初から透明ではなくちゃんと色が着いていましたし、腎臓も弱ってはいるけど働いているし、初めから適切な処置をしていれば治療ができたという事なのです。
寿利は最期までよく頑張りました。
息を引き取るまで、お漏らしもしませんでした。
亡くなった後に出てきた尿はしっかりと色のついた尿で、M先生からいただいたお薬とお水を一生懸命飲んで最期まで本当に頑張った。
今後、受診するペットさんに対してこのような誤診が無いよう、願うばかりです。今回の寿利の事が戒めになればと思いますが。
しかしペットは実験動物じゃありません。できる事なら寿利の事を返していただきたい。
後々聞いた話ですが、Bクリニックの親会社K犬猫病院は、私の実家の界隈ではお金儲け主義でペットに無駄な検査や薬で生かさず殺さずで、飼い主の“ペットを死なせたくない”というエゴを逆手にとると悪評高い病院として有名だという事。
猫は腎臓を患いやすいというのでいい鴨だと思われたのでしょうか。
第一、慢性の腎不全の高齢猫相手にしても、長期間点滴で薬づけにしてぐったりしてるところをまた“数値が下がったかどうか検査する”と血を抜くなんて、人間のする事じゃないですよ普通。
兎に角、最初からまともなお医者さんへ連れていけばと今更後悔しています。
愛猫家の方々、くれぐれも注意して下さいね。

画像は、病院に連れて行った日の寿利です。

横になっている方は、亡くなる約二時間前。
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