ばばちゃんの…おうち

2014年6月10日(火) 397 / 0

11月のおわり

おあずかりの日まずはこの子たちの健康状態の確認とワクチン接種の為近所の動物病院へ。

ここで一つの問題が判明する。
この子たちが保護された時、兄弟の事故そして死を目の当たりにしている事きっとそれがトラウマとなっているようで車をとても怖がるしぐさがあったのです。
病院と実家には車で行かなければいけない。そこでケージなどに入れるのではなく抱いて2匹をそばにいさせたまま運ぶ事にした。

ぺロちゃんは怖くてたまらないらしくニャルマちゃんはじっと耐えるようにしているそんな2匹は寄り添っていた。

病院へ着き逃げ出さないように慎重に院内へ。
そこは心配していたほどではなくむしろ抱きかかえる事で安心していたようだった。

診察して貰い、育った環境とこれから実家にあずける旨を説明しワクチン接種のお願いをしたところ
「可愛い子たちですね。健康状態はとても良いですよ。ノラちゃんだったなんて思えない程綺麗な子たちですね。」
「ワクチンは副作用など考えると実家のそばに病院があればそちらでおねがいしてみては？別にうちの病院じゃなくてもこの子たちにとって一番いい方を選択してあげてください。」
とても優しい女医さんだった。本当にこの子たちの事を考えてくれた発言がうれしかった。
こういう先生にこの子たちを任せたいけれど、実家へ預けている間は何かあればすぐに対応できる距離の方が良い事。その都度車にのせるのは今のこの子たちには大変なストレスになる事を考えてワクチン接種は実家のそばにある病院でお願いすることにした。
ノミ予防の薬をつけて貰いその日の診察は終わり。

もう一度車に乗るけどごめんね。今から行くところは暫らくの間二人のおうちになるところだよ。

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