その日、もんちゃんは体温が34.6度になったときもありました。
免疫が下がり、涙をこぼし続けるもんちゃんを見て、旦那と二人で泣きました。
体温が下がっているのに冷たい場所に行ったり身を隠そうとしたり。
「絶対に死なせない!」そう決意した。
旦那が「お前、本当の白い毛になったところを見たかったのに」
なんて言うからお説教しました。
「あんたが諦めたらあかん!死なせないって思わなあかんで!」
「はい・・・」と頷く旦那。
プリプリと怒ったふりをする私。心の中は不安でいっぱいだった。
夜には体温が35度を越すぐらい。
玄関で1人ぽっちは可哀想だったので、仰向けに寝た私の体の上にもんちゃんを
乗せて寝ました。
もう立ち上がるのもやっとなのに、トイレだけはちゃんと行ってくれました。
「もんちゃん?お母さんも頑張るから、もんちゃんも頑張ってね」
翌日、病院の午前診に行き、容態がかなり悪いことを告げて予約の人の間に入れてもらいました。
「この前話してた、ステロイドをお願いします。」
副院長はハッキリと告げた。
「もう、体力もかなり落ちていて体温も下がっているので命の保証はありません。ステロイド自体が毒となって命がなくなる可能性があります。本当にいいんですか?」
「はい」 私はもんちゃんの運に賭ける!!
ステロイドを打つ前に最終確認。
「命を落とす可能性もありますが、本当にいいんですね?」
「お願いします。もしFIPだったとしてどうせ落とす命なら、こっちに賭けます!」
「わかりました」
自宅への帰路はとにかく、早く家に帰ってもんちゃんを安静にしたいとだけ考え安全運転。
猫のためなら頑張れる!!(もちろん子どものためにもね!)
山の中で捨てられた猫がいるという情報をもらい、夜中に真っ暗な中を懐中電灯の明
かりだけを頼りに1人探した日のことを思い出す。
(旦那は車の中で待ってた。。。いま思えばなんでやねん!!(笑))
母は強しってこういうことなのかな。。
もんちゃん私も一緒に頑張るよ!

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