医療ミス・・・

2014年6月22日(日) 441 / 6

先日、友達が泣きながら助けを求めてきました。

3歳のワンコが検査中に骨を折られ、
気付かず帰宅し数時間後に異変に気付いたそうです。

すぐに病院に戻りレントゲンを撮り骨折が判明したものの
一旦帰宅している以上、病院では責任が取れないと言われたらしく
困り果てその場で電話をしてきました。

急いで病院へ駆け付け、担当医と院長が対応してくださいました。
友達は冷静さを失っていて泣きながらただ怒鳴るばかりで
病院側も困っていました。

病院側に事の経緯の説明を受けましたが
友達の言う「責任が取れない」というニュアンスとは違う事を把握しました。

まずは骨折の治療をすぐに開始していただき、
その間に責任の所在を話し合う事で友達にも了解を得ました。

ワンコは人間がごねてる間も痛みと闘っているわけです。
治療が先決なのは言うまでもありません。

詳しい事は書けませんが
結局は病院側が骨折に関する治療費を全額持つ事で話はまとまりました。

今回は検査後に病院側も友達もワンコの状態を確認しなかったという落ち度があります。
病院はプロなのでその落ち度が大きめである事も納得してくださいました。
そして骨折箇所が検査で医者が押さえた部分であったこと。

感情をぶつけあってもワンコは治りません。

法的な事を言わせていただくと
債務不履行の場合、債務者に「落ち度がなかった事」を立証する責任があります。
不法行為の場合は被害者に立証責任がありますが。

大きな病院なのでその辺は理解されていらっしゃいました。

私も「まる」の時の経験をお話しさせていただき
「似非」ではない事もご理解いただいた上での病院側のご判断でした。

友達には「治療以外の賠償金請求はしない」事を
病院側には「完治に尽力する」事をそれぞれ書面に記しました。

後のトラブル回避も同時に必要だと思ったからです。

病院と敵対するより、良好な関係を築き
ワンコに最善の治療を施す事が何より大切です。

「まる」もそうやって下半身不随から復活できました。

何事も感情的になったら負けです。
いかに冷静に最善の方法をみつけることが出来るかです。

ワンコの一日も早い回復を願っています。

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