土も緑もないような、場所で暮している猫たちがいます。
私の知人は、そんな都会で、個人で、TNRをしています。
4か所くらいでしょうか?
個人なので、やはり、資金も苦しい為、
メスのみ、手術をしてきました。
その中の、1か所、警戒心の強い、サビ猫がいました。
その子がどうしても捕まらず、
毎年、子供を産んでいました。
他の猫が行かないような、
上り降りの大変な場所で子供を産み育てているため、
離乳食が終わるころ、登れず、毎回、亡くなっているとのことでした。
そして、また、2匹子猫がいるとのこと。
私は、へその緒が付いた状態で捨てられた4兄弟のうち、
保護した翌日に、2匹を死なせました。
丁度その子達より、1週間早い生まれの子。
2匹ということもあり、何か、縁を感じます。
保護わけをしなくてはいけませんが、
4兄弟がすべて生きていれば、4匹だったわけで、変わりはない。
その、ビルの警備の方も、殺してくれと言っていたようで・・・。
保護することにしました。
そこは、配管だらけの、ほこりまるけの暗い場所。
入れないと言われましたが、
大丈夫ですと、入りました。
体が柔らかいので、入る自信はありましたが、
出る自信はなかったですが、
入った事を知っている人がいるわけだから何とかなります。
そして、2匹保護できました。
配管、2本ばかり、つぶしたかもしれませんが、出れました。
保護した子達は、
鼻が黒い子かと思いきや、汚れカビカビになっていました。
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それから、1か月足らず・・・。
コクシジウム、回虫の駆除、
風邪の治療を経て、
排泄もできるようになり、
ドライフードも食べれるようになり、
ようやく、目鼻が整い里親募集をする運びとなりました。
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まだ、私以外の人には、警戒しますが、
そこは、子猫。
生活が安定し、自分達だけを見つめてくれる飼い主が決まれば、
しっかりと、懐いてくれることと思います。
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気になる方は、
私のブログ「ねずみ小僧とねこ生活(アメーバ)にも、
保護した6月10日以降の記事にもいくつか載っています。
ご参考に。
<追伸>
捕まらなかった、サビ母さんですが、翌朝、捕獲できました。
子供が気になって何度か見に来ていた姿、切なかったし、
動揺で捕まったのだと思います。
でも、これで、このサビ母さんからは、不幸な子猫が生まれることもなくなります。
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