我が家の「ノボさん」

2014年7月13日(日) 150 / 0

みけサンの後に我が家に通うようになった、白地に濃灰色のブチの♂猫さんです。
（写真ファイル容量が大きく貼り付けられず、コメンなさい！）
私が車を止めている駐車場の近くで、ポツン！とお座りしていたので近付いてみると、目付きというか存在感がなんだか犬みたいな猫さんでした。家族も同じ感想でした。
みけサンが他界して３ヶ月くらいした夜、ふとお勝手戸の摺りガラスの方を見ると何やら白っぽい影が、、、
そーっと戸を開けて覗いて見ると、あの時のブチ猫さんではないですか！
戸の隙間からカリカリを少しあげてみると、食べだしました。食べ終わると何やら庭の方へ、、、　どうやら縁の下で寝起きしていたようです。
それではと、カリカリ，猫缶を朝晩に用意してあげると規則正しくお召し上がりになるではないですか！
暫く観察していると、どうやら皮膚が弱いのか痒みが出るのか、不憫に思い、お世話することを決心しました。
その時、少し俳句に興味が湧いていたので、不治の病ではないけれど、正岡子規さんの幼名のノボルにひっかけて「ノボ」と名付けました。
このノボさんは屋内には入ってこないのですが、物置の周囲の雨露を凌げる場所や縁の下で日向ぼっこや寝泊りしてました。
朝は５時，夜は９時に勝手戸の摺りガラスの向こうに、来ましたよ！とばかりに食事にお出ましになります。　これで私も随分と朝型生活になり、１日が多少能率的に過ごせるようになりました。ノボさん、ありがとう！

時には青っ洟を垂らしてカゼを曳き、片目を瞬膜が覆って体調悪そうだったり、痒くて掻いて血が滲んでいたりと、いろいろと手がかかる猫さんでしたが、私にとって一番思い入れのある猫さんでした。手のかかる○は可愛いってやつでしょうか、、、

そのノボさんも何やら食が細くなってきた。少し痩せ出した。毛並みが悪くなってきた。お腹に水でも溜まってるのかな？と、、、
食事を工夫したり、寝床を工夫したり、声をかけたりと、いろいろ試みましたが濡れ縁で長い時間静かにしてるなぁ、珍しいな、と思っていた日を最後に姿を消しました。
さくら、タマ、みけと共に写真を飾って、近からず遠からずの距離で安寧に暮らしていることと思ってます。

ノボさん、ありがとう！

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