おとなしく寝ていた七七保が、突然起きる。
「もう起きてあちょぶ~!」と、部屋の中を走り回る。
約一時間、安眠妨害…。
そして、
「…ちゅかれたぁ~。」と、また寝てしまった。
七七保は2階に居るので、朝から下の部屋で、マッタリしているハチ君。

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去る七月六日の夜。
晩御飯の後、お茶の間でテレビを見ていたら、ハチ君が出てきて、あっちウロウロ、こっちウロウロ。
しきりにキョロキョロ見回して、テレビの裏側に入ってみたり…。
滅多にハチ君が自分から出て来て、こんなにウロウロすることは無いので、
お母ちゃんは
「やっとハチ君も、この家に慣れたんかなあ!」などと、単純に喜んでいた。
その後、台所で洗い物をしていると、仔猫の鳴き声が聞こえたような気がした。
確かめようと思って、すぐ外へ出て見たけど、静かで、何も無かった。
気のせいだと思った。
でも実はあの声は七七保で、ハチ君はもっと前からあの声を聞いて、お茶の間を探してウロウロしていたのだろう。
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午後のふたり。今日も仲良くしてます。

「今日も暑っついな~。もうずっと寝とこか、七七保。」
「ちょうやな~、ハチお兄ちゃん。んんん~。」
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