「なんだなんだなんだぁ?」
「きのうは、どうしてた? せっかくまってたのにぃニャ~!」
そう言わんばかりに。
私が車のドアをあけると、車内に飛び込んで来る。そしていつもの後部座席にチョコンとふせ座る・・・。

このニャンコ。
名前は「ジュリちゃん。」
推定1歳半の♀である。
約1年前に、この場所(南国市のK神社参道)に捨てられていた、4匹のうちの1匹とのこと。
3匹の兄弟は、実にきれいなミケ毛だったので、すぐに里親さんが見つかり、もらわれて行ったという。

(耳を小さくVカットしてるのは避妊手術済みの証し。)
「まだらミケは損だね。誰ももらってくれないし・・・。でもね、あたしゃこの群れ(K神社C群)の人気者さね。」
「飯はうまいし、近くの工場の社長さんや、従業員のニイちゃん、ジイちゃん、ネーチャンにも可愛がってもらってるし。」

まぁ、本音を言えば、いつか飼い猫になりたい・・・。
そんな夢見て生きているわね。
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