昨晩のうちに完食。体調も戻ったらしい。
ハチ君も、七七保がお母ちゃんのお部屋に来ないのが気になってたみたいだ。
朝食後、「…七七保は?」と、そっとお茶の間をのぞきにやって来た。
もう会わせても大丈夫そう。
七七保は、2階の部屋にいるので、扉を開けに行ってやる。
飛ぶように走って、階段を下りてくる七七保。
あんな勢いでハチ君のとこ行ったら、またハチ君具合悪なるんと違うやろか…と、ちょっと心配しましたが、案外お互い穏やかでした。

「ハチお兄ちゃん、ふちゅかぶりやな~。」
「そやな。病院でワクチン打って、ちょっとしんどなっててん。」
「ふ~ん、ちょうやったんかぁ。もう、治ったん?」
「まぁな…。」
「良かったニャァ。」

しっぽ、カプッ…!
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