ん?
なな、なんと今、申されたぁ~!
「血液もしくはリンパ系のガンの可能性が・・・。」
人生に三つの坂・・・「まさか!」
ホント、そんな思いでありました。
9/5(金)係りつけ(主治医)の獣医、先生の見立ては「肝臓が少し悪い。」でしたので、私の頭の中は肝臓一色に染まり、「肝臓ねぇ、こりゃイカンぞぅ。まいったなぁ。」
そんな調子で・・・。
日曜でも診察されてるという理由から・・・。
9/7(日)高知市一宮の土佐神社前にある「ふくしま動物病院」を初めて訪ねました。
体温測定をしますと36度ちょうど。先生曰く「かなり低いですね。38度はないと・・・、死ぬ寸前の体温です。」次にエコー検診にて全身くまなく診ます。「内臓は別に悪い所はありません。」
私:「あのぅ、その、肝臓はどうですなねぇ、ちょっと悪いでしょ。」
先生:「いえ、特に、血液検査でも許容範囲ですので。」
私:「(心の中で)おいおい、ちょっとまってくれや、今のことば。プレイバック!」
その後、触診と採血をし、ウイルス検査も陰性で全く問題なし。
ホワイトボードに先生が、考えられる病気を6つ書かれました。肝疾患、腎疾患、膀胱系、癌と白血病、リンパ腫、ウイルス。エイズについては、先生の経験上、猫の場合、発病は10歳からとのこと、検査はできるが、あまり意味はないでしょう。とのこと・・・。

その後・・・。
約15分間にわたって、丁寧に説明しながら、ホワイトボードに書いた6つの病気を一つずつ消却法で消していきます。
そして、残ったのが、血液もしくはリンパ系のガン。
でありました・・・。
先生:「検査すれば、すぐに分かりますが、まず、残念ですが・・・、検査して仮に見つかったとしても治療方法がありません・・・。したがって検査する意味があるのかどうか・・・。」
私:「ほぼ、というか確実に、間違いないと? 治療方法もないと?」
先生:「はい、残念ですが、見つかっても治療する手立てがありません。」
目の前が、真っ暗になるのをグッと堪えながらも、なぜか私は頭の中でレジを打ちます。どうする? 検査するか? 費用は結構高いハズ! 治療法がないのなら・・・。
結局、いろいろ考えましたが、検査するのはやめました。
費用もさることながら、先生の人柄というか親切丁寧な説明に心酔したのかも?
こんな獣医さんが高知にいたのか・・・。

知らなかった。
そんな感じです。
そのあと「愛猫タマちゃん」の弱り果て、死にかけてる状態を少しでも和らげるため、ステロイド注射をしてもらいました。
お会計は、初診料1.000円を含む6.000円。チ~ン!
かなり良心的じゃないか・・・。
そんなカンジでした。
その後、家へ帰りついて2~3時間が経過したころ、ステロイド効果で「愛猫タマちゃん」に眼力というか、表情がしだいに良くなってきました。
ステロイドは延命効果しか期待できないようですが。
いずれにしろ、愛猫とはいつかは別れなければならない定め、というか宿命。
であるならば、残された日々が長い短いにかかわらず、できる限りのことは、してあげたい。
そのように思う今日この頃であります。

(ステロイド注射、1時間後のタマちゃん。)
その後、もっと元気になりました。
最近のコメント