お釈迦様のお弟子が、ある時、師に対して質問しました。
弟子:「人が惑(まど)い少なく、苦しみ少なく生きるのには、どのようにしたらいいでしょうか?」
お釈迦様は、次のように答えられました。
お釈迦様:「人が惑(まど)い少なく、苦しみ少なく生きるには星を占ってはならない。天変地異を占ってはならない。あらゆる相を占ってはならない。そのように生きるとき、人は迷い少なく苦しみ少なく生きられるであろう」。
と説かれました。

(愛猫タマちゃん。お陰様で日々元気になりつつあります。)
現在、占いを勉強されている方や、プロの占い師の方には少々、頭の痛いお釈迦様の「説法」であります。ただ、たしかに方角を気にしたり、占いや予言に頼るあまり、かえって心に不安をいだかれる方も多いのも事実です。
かくいう私も、実は「算命占星学」から始まり、「四柱推命」「姓名判断」「気学」「風水」「占星学」などを、少しかじっています。私の場合は、とにかく自分の悪い相(そう)や星(ほし)を見つけては、安心というか喜んでいました。
「やった! この星が邪魔してるのかぁ。」「だから、何をやってもダメなんだなぁ。」「よしよし、いいぞ、いいぞ!」
こんな調子です。(ほんと、バカに付ける薬はないとはこのことです!)
自分の努力不足や、心が雑草だらけになってることを、すっかり棚に上げて、ただひたすら星の配置が悪い、月柱が悪い、字画が(長友=12画で大凶)・・・etc。
人生が、うまくいかない理由を、いろいろ見つけては、ある意味、満足というか安心というか、とにかく「自分は悪くないんだ。」「不幸な星の下に生まれたから仕方ないんだ。」と、自分で自分の傷口を舐めて、他人もそれを哀れんでくれることを期待していました。
(やはり、この頃から私は、かなりオツムが弱かったようです・・・。)

(白ソックスはとにかく食欲旺盛です。)
さて、そこで占い関する。
オツムの弱い、私個人の見解はというと・・・。
まあ、なんと言うか、見てもらいに来た人、つまり依頼者に、夢や希望を与えたり、心の法則を説明したりと、そういうアドバイスができる占い師であれば、そんなに問題は無いんじゃないのかとは思いますけど。
ただし、中には・・・。
恐怖や、不安を依頼者に植え付けることに専念する占い師もいるのですね。
そして、あげくの果てに、「上級コース」に導いたり、ペンダントとかブレスレットとか、黄色いサイフとか、いわゆる「開運グッツ」を買わされたりと、やたら、そこに誘導する占い師もいるのです。
「偶像崇拝するなかれ!」で、ございます。
そのような占い師には、近づかないほうがよろしいかと存じます。
ただ、その判断が難しいのも確かです。
したがって、「君子危うきに近づかず。」でよろしいかと存じます。

最恐パチンコ・リング2の貞子にゃ~!
(-"-;) 4まんえん負けた!
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