里親さんの誤解。

2014年10月25日(土) 2014-10-25T00:48:29+09:00 779 / 4

なみちゃんの里親さん。
私や保護主さんに対して、色々誤解があったことが発覚しました。
「私が不満に思っていることを書きます」と、昨夜、里親さんからメールが。
要約すると、
・里親さんは私(おさげ)から猫を譲ってもらった。猫ボランティアの保護主さんのことは聞いていない。
・遠方にいる保護主さんの存在を知っていたら最初から連絡を取らなかった。
・猫のお届け時に私(おさげ)から保護主さんの交通費を頼まれて(一部)支払ったが、関係ない第三者の交通費を要求するなど非常識だ。
・関係ない第三者に今後、猫の様子を連絡する気はないし、連絡忘れたら電話が来たり家まで押しかけられそうで心配。あの人の発言は許せないから連絡取りたくない。
・自分で里親募集を出しておいて、色々と話を進めた(お見合いの日取りを決めた)後になって「私(おさげ)に猫の譲渡に関する権限はなない」とは何事だ。
・猫はこのまま飼いたいが、返せと言うなら返す。その場合、私(おさげ)が引き取りに来い、と。

困惑しました。
今頃(正式譲渡のため、書類を持ってお宅へ伺う日取りを決めた段階)になって、なんでこんなことを言ってくるのか。
(本当に譲渡するかは当日の様子を見て判断するそうです。)
なみちゃんの里親募集は複数のサイトに投稿していて、里親さんはネコジルシとは別の里親募集サイトから連絡をくれたのだけど、投稿している文面は同じもの。
自分なりに文章を考えて、不安だったので掲載前に保護主さんと保護主さんの仲間で保護活動をしている方にも確認してもらっていました。
しかし、完全に誤解してる感じなので、とりあえず誤解はとかねば。と思い、返信。
・募集には「私は里親さん探しのお手伝いをさせてもらっている。」「里親希望の方には、いくつか質問させていただき、保護主さんへ引き継がせていただきます。」…と書いた。募集内容をちゃんと読んでもらえてなかったのか、と。
・私としてはお見合いは猫がいる私の自宅でするにしても、それから先は里親さんと保護主さんとで直接やりとりしてもらいたいと思っていた。
が、保護主さんにはナビも土地勘もなく、住所だけでは自力で行けないので、道案内が必要で同行した。あと、猫がうちにいたから。
・私はあくまで一時預かりで、保護主は××さんです、と。

で、里親さんからの返信
・確かに保護主さんのことは書いてあったが、そんなに離れた(同じ県内だけど100キロくらい)ところの人とは聞かされるまで分からなかった。
・私から保護主さんの交通費を頼んできたのがおかしい。

→私から交通費(金額は指定せず、お気持ち程度で)を頼んだのは私を介して連絡を取り合う流れが定着していたから。
(この時点で二人はまだ連絡先を交換していなかったし。。)

至らなかった部分は謝り、とりあえずこれで誤解はとけて、やれやれです。
交通費のことはお願いしたときに快諾してくれたので理解してもらえたものと思っていたし
その他の事も、疑問に思ったときにすぐ聞いてくれればそれで済んだ内容ばかり。
私や保護主さんが聞けないような雰囲気を作ってしまっていたのか
保護活動をしたこともない私がしゃしゃり出たのがいけなかったのか
やはりお見合いで引き合わせた時点で里親さんと保護主さんの間で連絡取るようにしてもらって、私は引くべきだった。とか
色々と考えさせられました。

保護主さんへの怒りに関しても
・そのまま転送したのは私の配慮が足りなかった。
・保護活動をしている人は猫の飼育にたいする意識レベルが(この里親さんよりは)高く、里親さんにも同等を求める。あの保護主さんはハードルがかなり低い方だということ。
・お宅へ伺ったときの状況は、その場でキャンセルにされてもおかしくないレベルで、あの保護主さんだから苦言を吐かれた程度でトライアル継続させてもらえたのだということ。
・譲渡後も連絡を続けるのは、ちゃんとした保護活動をしている人の募集には定番の条件で、正式に里親になったからといって保護主さんとの関係は切れるものではないこと。
・トライアル中の里親さんの頑張りを理解されなかった、プライドを傷つけられたみたいな気持ちが怒りになって頭に血がのぼってるようにみえる。ご自身のプライドとなみちゃんとどちらが大事なのか。なみちゃんのために、怒りをおさめることはどうしてもできないのか。
・譲渡後の継続的な連絡を拒否されるなら譲渡はできない。
なみちゃんを手放して本当にいいのか。

こんな感じで説き伏せ、
「少し頭に血がのぼっていたかもしれない。保護主さんに対しても偏見を持っていたのかもしれない。」と。
さしあたりの怒りはおさまったように見えました。

今まで私や保護主さんに対する態度が微妙な感じだったのは
この誤解のせいだったのかもしれません。
(大雑把なのは性格だと思いますが。)
里親さんは猫を飼うためにペットOKの物件に引っ越したと言っていました。
私も里親さんと同じ単身世帯でペット可物件に引っ越し、おもちを譲ってもらった身なので
一人暮らしの人が里親になることが簡単ではないことをよく知っています。
あの里親さんの感じでは今回を逃したらまず猫は譲ってもらえないと思うのです。
猫が好きで飼いたいのに保護主さんとの意識に差があって里親になれない。
仕方ないことといえばそれまでだけど、下手をしたら私もそうなっていた可能性があるわけで
他人事に思えず、里親さんのことも心配になってきてしまい‥

なみちゃんの譲渡と拒否、どちらが最良なのかサッパリわからなくなりました。
やはり、変な進言はせず、決断は保護主さんにおまかせするのが私のできる最良の道なのかなとおもいます。